Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法!

Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法!

Microsoft Excelで、誤差範囲を付けたグラフを作成したいと思ったことはありませんか?エラーバー付きのグラフを作成したいというシーンもあるかと思います。この記事では、Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法
誤差範囲を付けたグラフを作成したい
Microsoft Excelで、誤差範囲を付けたグラフを作成したいと思ったことはありませんか?エラーバー付きのグラフを作成したいというシーンもあるかと思います。この記事では、Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法をご紹介していきます。

Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法

スコアデータを元にして誤差範囲を付けたグラフを作成したい
それでは、Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成する方法を説明していきます。当記事では、画像例のスコアデータを元にして誤差範囲を付けたグラフを作成していきます。
B10セルに「=AVERAGE(B3:B7)」と入力
まずは、スコアの平均値を求めます。B10セルに「=AVERAGE(B3:B7)」と入力してスコアの平均値を求めてから、オートフィルを適用して残りのセルにもスコアの平均値を出力します。
B11セルに「=STDEV(B3:B7)/SQRT(COUNT(B3:B7))」と入力
次は、標準誤差を求めます。標準偏差を求めるSTDEV関数・平方根を求めるSQRT関数・数値の件数を求めるCOUNT関数を併用します。B11セルに「=STDEV(B3:B7)/SQRT(COUNT(B3:B7))」と入力して標準誤差を求め、オートフィルで残りのセルにも数式を適用しましょう。
A9からE10まで範囲選択
平均値と標準誤差を作成したら、名前と平均値を範囲選択します。画像の例では、A9からE10までを範囲選択しています。
「縦棒/横棒グラフの挿入」→「積み上げ縦棒」をクリック
続いてウィンドウ上部の「挿入」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「グラフ」項目の「縦棒/横棒グラフの挿入」をクリックして表示されるグラフ一覧から「積み上げ縦棒」をクリックします。
グラフの余白をクリックして選択状態にしておく
これで、平均値のグラフが作成されます。続いてどこでもいいので、グラフの余白をクリックして選択した状態にしておきましょう。
「グラフ要素を追加」→「誤差範囲」→「その他の誤差範囲オプション」をクリック
ウィンドウ上部の「グラフのデザイン」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「グラフのレイアウト」項目の「グラフ要素を追加」をクリックして表示されるメニューの「誤差範囲」→「その他の誤差範囲オプション」をクリックしましょう。
「誤差範囲のオプション」をクリック→「縦軸誤差範囲」を「正方向」・「誤差範囲」を「ユーザー設定」に設定してから「値の指定」をクリック
ウィンドウの右側に「誤差範囲の書式設定」メニューが表示されるので、「誤差範囲のオプション」をクリックして開き「縦軸誤差範囲」を「正方向」・「誤差範囲」を「ユーザー設定」に設定してから「値の指定」をクリックしましょう。
「正の誤差の値」欄で先ほど作成した「標準誤差」の範囲を指定して「OK」をクリック
「ユーザー設定の誤差範囲」ダイアログボックスが表示されるので、「正の誤差の値」欄で先ほど作成した「標準誤差」の範囲を指定して「OK」をクリックしましょう。
誤差範囲を付けたグラフを作成できた
これで、Excelで誤差範囲を付けたグラフを作成することができました。

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