Excelで最頻値を計算する方法
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Microsoft Excelで、最頻値を計算する方法をご存知でしょうか?データを集計する際に、特定範囲の中からどのデータが一番多いのかを求めたいというケースもあるかと思います。この記事では、Excelで最頻値を計算する方法をご紹介していきます。
それでは、Excelで最頻値を計算する方法について説明していきます。Excelで最頻値を計算するために使用する関数は、「MODE.SGNL関数(モード・シングル)」です。MODE.SNGL関数の数式は「=MODE.SNGL(数値1,数値2,…,数値255)」となります。引数の「数値」で、最頻値を求めたい数値やセル範囲の指定を行います。引数は、最大で255個まで指定することができます。
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最頻値が1つしかない場合はMODE.SNGL関数を使用することで最頻値を求めることができるのですが、最頻値が2つ以上存在するケースもありますよね。最頻値が複数ある場合には「MODE.MULT関数(モード・マルチ)」を使用して複数の最頻値を求めることができますよ。MODE.MULT関数の数式は「{=MODE.MULT(数値1,数値2,…,数値255)}」となります。引数に関してはMODE.SNGL関数と同様に「数値」を最大255個まで指定可能となっていますが、こちらは配列数式として入力する必要がある点には注意しましょう。(スピルに対応しているExcel 2021・365であれば配列数式でなくても出力可能)
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