簡単!iTunesのライブラリを移行する方法まとめ!

簡単!iTunesのライブラリを移行する方法まとめ!

パソコンを買い替えた時には、iTunesライブラリも移行したいですね。iTunesの移行であれば音楽データだけではなく、プレイリストなども同時に引っ越しすることができます。ここでは、ライブラリごと移動させる方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. iTunesのライブラリの移行に必要なもの
  2. 移行前のPCですること
  3. 移行先のPCですること
  4. まとめ

iTunesのライブラリの移行に必要なもの

iTunesのライブラリの移行は、新しいパソコンだけでは移行することができません。一度データを保存するために場所が必要となります。

  • 外付けHDD
  • USBメモリ
が必要となります。

iPodもディスクとして使用することができるので、どちらも無い場合にはiPodを使用することもできます。

もちろん、これらをパソコンと接続するためのケーブル類も必要になりますので、忘れずに準備しておきましょう。

移行前のPCですること

  • iTunesの準備
  • iTunesのデータをパソコンから移動させる
  • AppleIDの解除を行なっておく

この3つを必ず実行しておきましょう。

新しいパソコンへの引っ越しは、そうそう多く行わないので、手順を覚えたりするのも大変です。引っ越しとは言っても、古いパソコンを同時に下取りに出したりする時には、後戻りできません。

ですが、手順を間違えないように行えば問題ありません。さっそく方法をチェックしていきましょう。

iTunesの準備

準備はすぐに行えますが、音楽データをライブラリに保存し、整理する必要があります。

とは言っても、簡単に行えます。

さっそく見ていきましょう。

手順はMacもWindowsも、大きく変化はありません。今回はMacの手順で進めていきますが、Windowsについてもポイントごとにご紹介していきます。

音楽データをライブラリに保存する設定

iTunesを開き、環境設定を開きます
iTunesを開き、環境設定を開きます。

windowsの場合には編集→環境設定となります。
環境設定の詳細から「ライブラリへの追加時にファイルをiTunes Mrdiaフォルダにコピーする」にチェックを入れます
環境設定の詳細から「ライブラリへの追加時にファイルをiTunes Mrdiaフォルダにコピーする」にチェックを入れます。

OKをして設定完了です。

この時に、iTunes Mediaフォルダの場所もチェックしておきましょう。後ほど必要となります。

ライブラリの整理をする

iTunesからファイル→ライブラリ→ライブラリを整理を選択
続いて、iTunesからファイル→ライブラリ→ライブラリを整理を選択します。
ファイルを結合にチェックを入れて、OKをクリック
すると、ポップアップが出てきます。

ファイルを結合にチェックを入れて、OKをクリックします。

これでライブラリの整理は完了です。

iTunesのデータをパソコンから移行させる

続いてパソコンから移動させます。

ここでは「サイズの確認」と「HDDやUSBへの移動」を行います。

iTunesのサイズ確認

先ほどiTunes Mediaの場所をチェックしましたが、その場所からiTunesのフォルダを見つけましょう
先ほどiTunes Mediaの場所をチェックしましたが、その場所からiTunesのフォルダを見つけましょう。

Mac、Windows共にデフォルトではミュージックにあります。

この時にiTunesのファイルサイズもチェックして、用意しているメディアの空き容量が十分に足りているか確認します。
Macでは、フォルダの上で右クリック→情報を見るを選択
Macでは、フォルダの上で右クリック→情報を見るを選択します。

Windowsではフォルダの上で右クリック→プロパティを選択します。
サイズが表示
すると、このようにサイズが表示されます。

サイズが入らないHDDやUSBでは当然移動できませんので気をつけましょう。

HDDやUSBへの移動

では続いて、パソコンからHDDやUSBにデータを移します。

パソコンにそれぞれのデバイスを繋げましょう。

デバイスを繋げたら、iTunesのファイルを表示させます。(iTunesMediaが入っていたフォルダです。)

iTunesのファイルをドラッグして、HDDやUSBに移します
iTunesのファイルをドラッグして、HDDやUSBに移します。

数分かかることもありますので、時間には余裕を持っておきましょう。

これで、移動は完了です。

移動が完了したら、安全にHDDやUSBを取り出しましょう。

iPodを使う場合

iPod touchは使えませんので、ご注意ください。

まずiPodをパソコンと繋げます。

iTunesを開き、iPodの概要を見るとオプションにディスクとして使用するがありますので、こちらにチェックを入れて完了をクリック
iTunesを開き、iPodの概要を見るとオプションにディスクとして使用するがありますので、こちらにチェックを入れて完了をクリックします。

すると、iPodを外付けとして認識することができます。ですが、空き容量は必要分もちろん必要になりますので、ご注意ください。

この設定をしておけば、他の手順は一緒です。

AppleIDの解除を行なっておく

AppleIDは1つのパソコンしか認証できません。買い替えを行なった場合には、古いパソコンで必ずIDの認証解除を行なっておきましょう。

iTunesから、アカウント→認証→このコンピュータの認証を解除をクリック
iTunesから、アカウント→認証→このコンピュータの認証を解除をクリックします。

これで完了です。

移行先のPCですること

ではここからは、新しいパソコン側で行うべき操作をご紹介します。

windowsの場合には、まずiTunesのインストールが必要となります。

macの場合にはデフォルトでインストールされています。

windowsでのiTunesインストール方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらをチェックしてみてください。

Windows10でiTunesをインストールする方法とできない時の対処法!

Windows10ではMicrosoft StoreからiTunesをダウンロードできますが、稀にインストールできない不具合が発生することがあります。この記事では、Windows10でiTunesをインストールする方法とできない時の対処法を紹介しています。

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買い替えたばかりの新しいパソコンは、不慣れな部分もありますが、バッチリ手順を行なっていきましょう。

新しいパソコンへデータを移動させる

まずは、iTunesのデータを保管しているHDDやUSBを、パソコンに接続します。

そして、HDDやUSBをウィンドウで表示させて、iTunesフォルダを表示させておきましょう。

新しいパソコン側でミュージックフォルダを表示させておきましょう
続いて、新しいパソコン側でミュージックフォルダを表示させておきましょう。

必ずしもフォルダでなくても問題はありません。
HDDやUSBのウィンドウ内のiTunesを、ミュージックへドラッグして移動
そしてHDDやUSBのウィンドウ内のiTunesを、ミュージックへドラッグして移動させます。

この時に置き換えますか?と聞かれることがありますので、置き換えるにします。

Windowsの場合には、マイミュージックとなっています。

置き換えが完了したら、HDDやUSBを安全に取り外して、データの移動は完了です。

iTunesを開く

上記のステップまでが完了したら、iTunesを開いてみてください。

以前と同じように使えるかと思います。

もしも、この状態で以前のiTunesの引っ越しができていない場合には、一度iTunesのアプリケーションを終了します。

そして、シフトキーを押しながらiTunesを開きます。するとポップアップが出て、iTunesライブラリの選択が出てきます。

iTunesライブラリの選択をクリックし「iTunes Library.itl」をクリックしてください。

これで、以前のライブラリで行えます。

まとめ

新しいパソコンに買い替えた時にも、今までと同じようにiTunesを使えるよう、しっかり引越しをしておきましょう。

iTunesの引越しとは、少々難しそうな感じがしてしまいます。ですが、やってみると意外に簡単に行えます。

やることは多くありますが、引越し自体は簡単に行うことができます。ぜひ、今まで移動がうまく行かなかったという場合には、チェックしてみてくださいね。


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