iTunesのライブラリの移行に必要なもの
iTunesのライブラリの移行は、新しいパソコンだけでは移行することができません。一度データを保存するために場所が必要となります。
- 外付けHDD
- USBメモリ
iPodもディスクとして使用することができるので、どちらも無い場合にはiPodを使用することもできます。
もちろん、これらをパソコンと接続するためのケーブル類も必要になりますので、忘れずに準備しておきましょう。
移行前のPCですること
- iTunesの準備
- iTunesのデータをパソコンから移動させる
- AppleIDの解除を行なっておく
この3つを必ず実行しておきましょう。
新しいパソコンへの引っ越しは、そうそう多く行わないので、手順を覚えたりするのも大変です。引っ越しとは言っても、古いパソコンを同時に下取りに出したりする時には、後戻りできません。
ですが、手順を間違えないように行えば問題ありません。さっそく方法をチェックしていきましょう。
iTunesの準備
準備はすぐに行えますが、音楽データをライブラリに保存し、整理する必要があります。
とは言っても、簡単に行えます。
さっそく見ていきましょう。
手順はMacもWindowsも、大きく変化はありません。今回はMacの手順で進めていきますが、Windowsについてもポイントごとにご紹介していきます。
音楽データをライブラリに保存する設定
OKをして設定完了です。
この時に、iTunes Mediaフォルダの場所もチェックしておきましょう。後ほど必要となります。
ライブラリの整理をする
iTunesのデータをパソコンから移行させる
続いてパソコンから移動させます。
ここでは「サイズの確認」と「HDDやUSBへの移動」を行います。
iTunesのサイズ確認
HDDやUSBへの移動
では続いて、パソコンからHDDやUSBにデータを移します。
パソコンにそれぞれのデバイスを繋げましょう。
デバイスを繋げたら、iTunesのファイルを表示させます。(iTunesMediaが入っていたフォルダです。)
移動が完了したら、安全にHDDやUSBを取り出しましょう。
iPodを使う場合
iPod touchは使えませんので、ご注意ください。
まずiPodをパソコンと繋げます。
すると、iPodを外付けとして認識することができます。ですが、空き容量は必要分もちろん必要になりますので、ご注意ください。
この設定をしておけば、他の手順は一緒です。
AppleIDの解除を行なっておく
AppleIDは1つのパソコンしか認証できません。買い替えを行なった場合には、古いパソコンで必ずIDの認証解除を行なっておきましょう。
移行先のPCですること
ではここからは、新しいパソコン側で行うべき操作をご紹介します。
windowsの場合には、まずiTunesのインストールが必要となります。
macの場合にはデフォルトでインストールされています。
windowsでのiTunesインストール方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらをチェックしてみてください。
買い替えたばかりの新しいパソコンは、不慣れな部分もありますが、バッチリ手順を行なっていきましょう。
新しいパソコンへデータを移動させる
まずは、iTunesのデータを保管しているHDDやUSBを、パソコンに接続します。
そして、HDDやUSBをウィンドウで表示させて、iTunesフォルダを表示させておきましょう。
Windowsの場合には、マイミュージックとなっています。
置き換えが完了したら、HDDやUSBを安全に取り外して、データの移動は完了です。
iTunesを開く
上記のステップまでが完了したら、iTunesを開いてみてください。
以前と同じように使えるかと思います。
もしも、この状態で以前のiTunesの引っ越しができていない場合には、一度iTunesのアプリケーションを終了します。
そして、シフトキーを押しながらiTunesを開きます。するとポップアップが出て、iTunesライブラリの選択が出てきます。
iTunesライブラリの選択をクリックし「iTunes Library.itl」をクリックしてください。
これで、以前のライブラリで行えます。
まとめ
新しいパソコンに買い替えた時にも、今までと同じようにiTunesを使えるよう、しっかり引越しをしておきましょう。
iTunesの引越しとは、少々難しそうな感じがしてしまいます。ですが、やってみると意外に簡単に行えます。
やることは多くありますが、引越し自体は簡単に行うことができます。ぜひ、今まで移動がうまく行かなかったという場合には、チェックしてみてくださいね。