iTunesのCDのトラック名とは
iTunesをご利用の方であれば、お使いのPC(Mac,Windows)にCDを挿入する光学ドライブが付いているか、外付けのものをすでにお持ちだと思います。
そして、iTunesは主に音楽管理ツールですので、多くの方はお持ちのCDやレンタルしてきたCDをデータとして取り込み、アルバムやプレイリストの作成もしくは編集をしていると思います。
一般的にインターネットに繋がっている状態でご利用の方は、読み込んだCDの情報を自動的に取得して、当たり前のようにアルバム名や曲名が表示されると思いますが、その曲名のことをトラック名と言います。
今回は、そのトラック名がインターネットに繋がっているにも関わらず取得できなかったり、そもそもインターネット環境に繋がっていないPC(Mac,Windws)で行う場合などに効果的かと思いますので、お困りの方は参考までにチェックしてみて下さい!
まずはiTunesのバージョンをチェック!
記事執筆時現在のiTunesの最新バージョンは12.6 (12.6.1.25)です。
今回ご紹介するのは2017年版なので、レイアウト等が古いバージョンの場合、違って見える場合があります。 PCが苦手な方は、まずバージョンを合わせて実行するとわかりやすいと思います。
ただ、最近のものと最新バージョンを見比べてみましたが、項目の位置は変わりが無いように思いますのでご安心下さい。 または、何年もご利用の方は何となくの雰囲気で、どの位置のことを言っているかは大体見当が付くかと思いますので、チェック不要だと思います。
その他、他社の古いソフトを使用している方は、バージョンをアップデートをすることで、互換性を失う場合もあるので、あらかじめご注意下さい。
現在のバージョンの確認方法
Macの場合は、iTunesを開き、開いたiTunesの画面ではなく、Macの画面左上のりんごマークのとなりのiTunesをクリックし、表示されたメニューの「iTunesについて」をクリックするとポップ画面上に小さくではありますが、現在のバージョンが流れて来ます。
一瞬で過ぎ去ってしまうので、止めたい場合は、流れる文字をクリックすると止まるので確認しやすいです。
Windowsの場合は、メニューからiTunesを開き、開いたiTunesの上部にあるメニューの「ヘルプ」をクリックし、表示されたメニューの一番下にある「バージョン情報」にて確認ができます。
Macのシステム条件
・OSは10.9.5以降
・Intelプロセッサを搭載したMac
・メモリは2GB以上 (4GB/8GBないと重く感じます)
・ハードディスクの空き容量が400MB以上必要
Windowsのシステム条件
・OSは64ビット版のWindows7以降(32ビット版やXP以前の方は非対応)
(※ただし、トラック名の取得ができないという訳ではありません)
・IntelまたはAMDプロセッサ搭載Windows
・メモリ512MB以上
(4GB/8GBないと重く感じます)
・ハードディスクの空き容量が400MB以上必要
あくまで、最新版のiTunesにアップデートする為に必要な条件のお話ですので、見え方や項目の位置に違いはあってもトラック名の取得の可否には直接影響は致しません。
その為、画像と自分の表示が違うからといって慌てずに同じ項目を探してみて下さい!
iTunesでCDのトラック名を取得する方法
一般的にこちらはインターネット環境がある方にオススメの方法です。
以前取り込んだ時は、インターネット環境がなかった場合の方が多いかと思いますが、中には何かのエラーで取得できなかったという方もいらっしゃるかと思いますので、そんな方は一度試してみて下さい。
それではまず、トラック名を取得したいアルバムもしくは曲を選択して、画面上部の「ファイル」をクリックします。
そして、真ん中あたりにある「ライブラリ」を選択し、次に表示されたメニューの一番下にある「トラック名を取得」をクリックすると自動的に取得されます。
もし、この方法でも取得できない場合は、下記の方法でも対処ができるので、お時間のある時に試してみて下さい。
iTunesでCDのトラック名を取得出来ない場合の対処法
こちらは、お使いのPCがインターネット環境に繋げられない場合の方や過去にダビングしていたCDをiTunesに取り込む時に役立つ方法になるかと思います。CDのトラック名が取得出来ない場合にはこちらを実践しましょう!
手動で入力する
上記と同じように処理をしたいアルバムや曲を選択します。
次に開いたアルバムもしくは曲の右横にある[•••]をクリックして、中央付近にある「情報を見る」を選択します。 すると項目の編集ができるようになります。
その中の「詳細」に手入力で埋めて保存する方法があります。 検索のことも考えると、「読みがな」の項目も埋めておくと便利かと思います。
アートワークについて
上記の処理/編集をしている時に気になった方もいらっしゃると思いますが、アートワークとはCDのジャケットのことを指します。
インターネット環境がある方で正規のCDから読み込む場合であれば、[•••]のアルバムアートワークを入手より自動でジャケットが反映されますが、インターネット環境がない方は、「情報を見る」の「アートワーク」にて「アートワークの追加」を選択すると、自身の写真ファイルから割り当てることも可能です。
トラック名を取得/編集したのならとことんこだわりたいという方は、こちらもお試し下さい。
まとめ
今では、PCを利用する方の頻度が激減したので、PC版のiTunesに触れる機会がなくなった方や触れたことのない方も多いと思いますが、スマホの時代になってもやっぱりPCでしかできないことはたくさんあります。
家に古いPCならあるという方も相当古いものでなければ、試すことができる可能性がありますので、挑戦してみて下さい! どうしてもアルバムや曲の購入を全てするには相当の出費になるかと思いますので、好きなアーティストの購入済みのCDはPCのiTunesより取り込むと経済的かもしれません。
何より、iTunesで音楽を管理する際に、どのアルバムもどの曲も不明なアルバムやトラック01などで溢れてしまうと、聴くまでわからない不便なものになってしまいますので、上記の内容を参考に今一度管理してみて下さい。