設定を変えれば音質は向上する!
通常の初期設定では、効率よくたくさんの曲を取り込むために、人が聞き取れないと思われる部分をカットし、曲自体を圧縮しているのです。
これはAACエンコーダという取り込みの設定名で呼ばれています。
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/389/original.jpg?1548830236)
AACエンコーダは、曲をたくさん取り込むのに便利な設定です。
ですが、それよりもCDのように音質向上を優先したい場合には、設定を変更することで簡単に音質を変えることができるのです。
初期設定ではAACエンコーダがデフォルトになっているのですが、この設定は誰でも簡単に変更することができるのです。
必ずしも悪い設定ではありませんが、お好みに合わせて変えてみましょう。おすすめの取り込む設定をご紹介していきます。
CDを高音質で取り込む方法
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/390/original.jpg?1548831172)
では、まずは設定の変更方法から見ていきたいと思います。
インポートの設定を変更することで、音質向上させることができます。WAVなどの細かいインポート設定については、後ほどご紹介していきます。ここでは、変更方法をご紹介していきます。
インポート設定の変更方法
![iTunesを開き、iTunesから環境設定をクリックします。](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/393/original.png?1548832581)
Windowsの場合には、編集→環境設定となります。
![次に一般をクリックして、読み込み設定をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/394/original.png?1548832603)
iTunesのバージョンによっては、インポート設定と書かれていることもあります。
![読み込みの設定画面が開きます](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/396/original.png?1548832687)
赤枠の読み込みの方法部分が、インポート設定となります。
インポート設定で変更できるのは以下の通りです。
- AACエンコーダ...不要部分をカットし、曲を圧縮する方法。
- AIFFエンコーダ...曲を圧縮しない方法。
- Apple Losslessエンコーダ...可逆圧縮形式で、曲を圧縮しますが元通りにできます。
- MP3エンコーダ...曲を圧縮を行う方法、一度圧縮すると元に戻りませんが、ビットレーとを上げることで補うことができます。
- WAVエンコーダ...曲を圧縮しない方法。
この中から、選ぶことができます。
![ビットレートを変更する部分](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/397/original.png?1548832773)
その下の設定という部分は、ビットレートを変更する部分です。
ビットレートは基本的に数字が大きくなればなるほど、音質が向上します。
ビットレートの方は、選択したエンコーダによって設定できる数字が変わってきます。
ちなみに、これらの設定はiTunesストアでダウンロードした曲には適用できません。あくまでCDをインポートする時の設定となります。
iTunesで音質向上を目指す!おすすめのインポート設定・ビットレート
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/398/original.jpg?1548834117)
ここでは、おすすめの設定方法をご紹介します。
音質向上とひとことに言っても難しく、取り込む時の音質が良くても、再生するためのスピーカーやヘッドホンの音質が悪いのであれば元も子も無くなります。
どこまでこだわるか、という話にもなって来てしまいますが、自分で納得の行く音質にすることができたらベストですね。
圧縮せずに取り込むおすすめの設定は、AIFFエンコーダで、ビットレートを44.100kHz、16ビットにするとバランスが良いと言われています。では、この方法をチェックしていきましょう。
![読み込み方法をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/400/original.png?1548834976)
![AIFFエンコーダをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/401/original.png?1548835041)
![設定をクリックし、カスタムをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/403/original.png?1548835121)
設定をクリックし、カスタムをクリックします。
![サンプルレート、サンプルサイズ、チャンネルをこの画像のようにそれぞれ設定](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/404/original.png?1548835156)
そしてOKをクリックします。
![上記の設定が完了したら、OKをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/405/original.png?1548835205)
これでおすすめの設定は完了です。
このように設定を変えることができますが、音質悪いようにしない代わりにAIFFとWAVは圧縮しないので、非常に容量が重くなります。
またAIFFではなくWAVでも良いのですが、iTunesではタグ編集ができなくなってしまいます。
この点には注意しておいてくださいね。
まとめ
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/025/388/original.jpg?1548829862)
設定自体、とっても簡単に行えます。
ぜひ、お好みに合わせて取り込む音質を選んでみてください。
手軽に利用できるiTunesを、より使いこなして、より自分のお好みに合わせた音楽を楽しみましょう。ぜひ参考にしてみてください。