設定を変えれば音質は向上する!
通常の初期設定では、効率よくたくさんの曲を取り込むために、人が聞き取れないと思われる部分をカットし、曲自体を圧縮しているのです。
これはAACエンコーダという取り込みの設定名で呼ばれています。
AACエンコーダは、曲をたくさん取り込むのに便利な設定です。
ですが、それよりもCDのように音質向上を優先したい場合には、設定を変更することで簡単に音質を変えることができるのです。
初期設定ではAACエンコーダがデフォルトになっているのですが、この設定は誰でも簡単に変更することができるのです。
必ずしも悪い設定ではありませんが、お好みに合わせて変えてみましょう。おすすめの取り込む設定をご紹介していきます。
CDを高音質で取り込む方法
では、まずは設定の変更方法から見ていきたいと思います。
インポートの設定を変更することで、音質向上させることができます。WAVなどの細かいインポート設定については、後ほどご紹介していきます。ここでは、変更方法をご紹介していきます。
インポート設定の変更方法
インポート設定で変更できるのは以下の通りです。
- AACエンコーダ...不要部分をカットし、曲を圧縮する方法。
- AIFFエンコーダ...曲を圧縮しない方法。
- Apple Losslessエンコーダ...可逆圧縮形式で、曲を圧縮しますが元通りにできます。
- MP3エンコーダ...曲を圧縮を行う方法、一度圧縮すると元に戻りませんが、ビットレーとを上げることで補うことができます。
- WAVエンコーダ...曲を圧縮しない方法。
この中から、選ぶことができます。
その下の設定という部分は、ビットレートを変更する部分です。
ビットレートは基本的に数字が大きくなればなるほど、音質が向上します。
ビットレートの方は、選択したエンコーダによって設定できる数字が変わってきます。
ちなみに、これらの設定はiTunesストアでダウンロードした曲には適用できません。あくまでCDをインポートする時の設定となります。
iTunesで音質向上を目指す!おすすめのインポート設定・ビットレート
ここでは、おすすめの設定方法をご紹介します。
音質向上とひとことに言っても難しく、取り込む時の音質が良くても、再生するためのスピーカーやヘッドホンの音質が悪いのであれば元も子も無くなります。
どこまでこだわるか、という話にもなって来てしまいますが、自分で納得の行く音質にすることができたらベストですね。
圧縮せずに取り込むおすすめの設定は、AIFFエンコーダで、ビットレートを44.100kHz、16ビットにするとバランスが良いと言われています。では、この方法をチェックしていきましょう。
このように設定を変えることができますが、音質悪いようにしない代わりにAIFFとWAVは圧縮しないので、非常に容量が重くなります。
またAIFFではなくWAVでも良いのですが、iTunesではタグ編集ができなくなってしまいます。
この点には注意しておいてくださいね。
まとめ
設定自体、とっても簡単に行えます。
ぜひ、お好みに合わせて取り込む音質を選んでみてください。
手軽に利用できるiTunesを、より使いこなして、より自分のお好みに合わせた音楽を楽しみましょう。ぜひ参考にしてみてください。