iTunesでの音楽の再生速度
Apple製のPCを使っている人にとっては必須となる「iTunes」というものがあります。
おそらく、大多数の人が利用したことがあるかと思います。
iTunesではアプリの管理や他のApple製品との同期化など、多くのことができますがおそらくメインの機能となるのは「ミュージック」です。
iTunesにはCDから曲をインポートしたり、Apple music storeで曲をDLしたりすることで、音楽を聴いたり管理したりすることができます。
普段iTunesでミュージックを聞くという人は多いと思います。
最近ではオーディオブックという、本の内容を音声化することで聞く本なども流行っており、iTunesの使用の幅は広がる一方です。
しかし、そんなiTunesにも不便な要素が存在します。
実はiTunesには、音声ファイルのスロー再生や倍速再生の機能が含まれていません。
音声をゆっくりまたは速く再生する機能があれば、英語のリスニング勉強に役立てたり、先述したオーディオブックなどを好みの速さで聞くことができます。
しかし、実はアプリを使用することでiTunesのスロー再生や倍速再生が可能になります。
今回はiTunesの再生速度を速いものにしたり、遅いものに変更するアプリを紹介します。
iTunesでの音楽の再生速度を上げる方法
iTunesで音楽ファイルを速い状態にしたり遅い状態にする方法はいくつかありますが、どれも設定などを色々変更しなくてはいけません。
しかし、今回は設定等がほとんど要らずに、すぐ使用することのできるアプリを紹介します。
今回紹介するアプリは「Speed-Up for iTunes」というアプリです。
まずは、このアプリをパソコンにインストールしてください。
(2018年2月現在、WindowsPCには対応していません)
「Speed-Up for iTunes」のインストールが完了したら、iTunesを開き、再生速度を変更したいミュージックを選択します。
次にインストールした「Speed-Up for iTunes」を開きます。
アプリ事態はとてもコンパクトで、画面を圧迫するっことはないです。
お好みの速さを選択して、再生ボタン(中央▶マーク)をクリックすれば、iTunesで選択したミュージックが指定した倍率に速度変更されます。
倍率は下げるほどゆっくりになり、倍率を上げるほど速く再生されます。
0.5xで通常の半分のスピードで遅い状態で再生され、2.0xで通常の倍のスピードの速い状態で再生されます。
また、速度は自分で追加することが可能です。
速度を選択する欄の一番したにある「Custmize」をクリックします。
すると別窓で設定画面が開きます。
「Presets」の下のところから追加したい倍率を入力し、左手にある「+」マークをクリックすることでお好みの速度を追加できます。
指定速度を消去したい場合は、消去したい倍率を選択し、「-」ボタンをクリックすることで消去することができます。
他にもショートカットキーなどの設定もでき、とても便利なアプリです。
今回紹介した「Speed-Up for iTunes」は無料です。
無料版は10分までの音楽ファイルの速度変更が可能になり、10分以上のファイルに関しては10分以降5分毎に自動で音楽が停止します。
長い音楽ファイルを頻繁に速度変更する場合は有料版(2018年2月現在480円)の購入をおすすめします。
まとめ
iTunesで音楽ファイルの速度変更をする方法に関する記事、いかがだったでしょうか。やはりスロー再生や倍速再生があるととても便利です。
たまにゆっくり癒しの音声を聴きたいときなどはミュージックを遅い状態にしたいものです。
また、ロックなどの速い音楽をスロー再生で聞いてみても面白いかもしれません。ぜひ、一度お試しください。