iPhoneのクイックスタート機能とは?
iPhoneを利用している方は、iOS11のバージョンから実装が開始された『クイックスタート』という機能があるのをご存知でしょうか。
機種変更をした際や、新しいiPhoneやiPadなどのApple製品を購入した際、使い始めるときの設定が少し面倒ですよね。iCloudのアカウントにサインインしたり、Siriについて設定したり、なにかと手間も時間もかかってしまうのが気になるところです…。
ですが、この『クイックスタート』の機能を利用すれば、改めて設定することなくいろいろな設定をiPhoneからiPhone(iPad、iPod touch)へ引き継ぐことができます。
面倒な初期設定をする時間をカットすることができますので、とても便利ですよね!
iPhoneクイックスタート機能の注意点
たいへん便利なクイックスタート機能ですが、いくらか注意点もありますので、チェックしてください。
古い端末(iPhoneやiPad、iPod touchなど)がなければ利用できない
クイックスタート機能は新しい端末を持っているだけでは利用することはできません。以前使っていた、もしくは使用中のApple IDやデバイスの情報のデータ移行をしますので、古い端末が壊れてしまっていたり、下取りに出してしまって手元にないという場合には利用できませんので注意してください!
バックアップはできない
上記もしているように、この『クイックスタート』の機能では、Apple IDやデバイスの情報のデータ移行をすることができるだけであり、アプリやメール、画像などのバックアップ(復元)をとることができるわけではありません。
それぞれのバックアップをとって復元したいという場合には、個別に行う必要があります!
iPhoneのクイックスタートの使い方
それではクイックスタートの使い方についてご紹介します。iPhoneからiPhoneへの場合で説明しますが、他の端末でもやり方はほとんど同じです◎
- 古い端末のBlueToothをオンにします
- 2台のiPhoneを用意し、近づけましょう
- 新しいiPhoneの電源を入れます
- 古い端末にクイックスタートについての案内が表示されますので、『続ける』をタップしましょう(ここで反応しないという場合には、BlueToothがオンになっているか確認してください)
- 新しい端末に認証用のアニメーション(パターン)が表示されますので、古い端末で読み取ります
- 新しい端末の方でパスコードの入力をしましょう(古い端末で使用しているものでOK)
- 新しい端末でApple IDのパスポートが要求されますので、入力してサインインしましょう
- 復元に使用するバックアップを選択して、復元が完了すれば設定完了です!
まとめ
今回は、機種変更などの際にとても便利な、『クイックスタート』についてご紹介しました。
やり方はとても簡単ですし、知っているとかなり手間が省けますので初期設定が面倒だと感じていた方は、ぜひこの機能を利用してみてください!
バージョンアップによりどんどん新たな機能が追加されていますので、快適にiPhoneを使用しましょう♪