iCloudキーチェーンとは？
iCloudキーチェーンという言葉を聞いたことありますか？iPhoneやMac、iPadをお使いの方なら知らずに使っているかも知れません。
iCloudキーチェーンとは、Apple製品が使えるインターネット上で入力したパスワードやIDなど必要な情報を記憶しておいてくれる便利な機能です。iCloudキーチェーンが記憶しておけば自動入力してくれるので、わざわざパスワードやIDを入力する必要はありません。
Chromeをお使いの方ならChromeにも同じような機能があるので、何となく分かると思います。Amazonや楽天などをログインして使う場合、パスワードの入力やIDの入力は必須です。色んなサイトに登録しているからパスワード管理が大変・・・という方もいらっしゃると思います。そんな方はぜひiCloudキーチェーンを使ってください。パスワード管理が簡単になります。
今回はiCloudキーチェーンの使い方や注意点について解説します。
iCloudキーチェーンの設定方法
それではiCloudキーチェーンを使ってパスワードを自動入力して欲しいという方のために設定方法を解説します。
MacでiCloudキーチェーンを設定する
まずはMacのiCloudキーチェーンの設定方法です。
- まずメニューバーのアップルロゴから「システム環境」を開きます。
- 「システム環境」が開いたら「iCloud」をクリックします。
- 機能一覧から「キーチェーン」にチェックを入れます。
これでMacのiCloudキーチェーンの設定ができました。
iPhoneでiCloudキーチェーンを設定する
次はiPhoneでiCloudキーチェーンを設定する方法です。
ログイン情報を登録させる方法
次はログイン情報を登録する方法です。
iCloudキーチェーンに保存した情報を削除する方法
時にはiCloudキーチェーンに保存した情報を確認し編集、削除したい時があります。そんな方のために情報を削除する方法を解説します。
【Mac】iCloudキーチェーンに保存した情報を削除する
まずはMacのiCloudキーチェーンに保存した情報を削除する方法です。
- Finderを開きます。
- 右側にあるアプリケーションタブを選択します。
- アプリケーション一覧の中からキーチェーンアクセスをクリックします。
- 画面の左側にあるiCloudを選択します。すると保存されている情報一覧が表示されます。
- 確認したい項目を情報一覧からダブルクリックします。
- パスワードを表示のチェックボックスをクリックします。
- Macのパスワードを入力するとログイン情報とパスワードが表示されます。
- 削除したい情報の上で左クリックをし「○○を削除」をクリックすれば削除されます。
【iPhone】iCloudキーチェーンに保存した情報を削除する
次はiPhoneのiCloudキーチェーンに保存した情報を削除する方法です。
これでiPhoneのiCloudキーチェーンに保存した情報を削除することができました。
iCloudキーチェーンの注意点
iCloudキーチェーンはパスワード管理し自動入力もしてくれるとても便利な機能です。iPhoneやiPad、Macを使っている方なら多くの方が利用しています。しかし一方で、脆弱性の心配が0ではありません。
iOSが更新されるたびにセキュリティ強化されているので脆弱性をそこまで気にする必要はありませんが、不安な方はiCloudキーチェーンをオフにしてください。オフにすることで不便に感じることもありますが大切な情報なのでしっかりと守ってください。