コマンドプロンプトで日本語が文字化けする
コマンドプロンプトを開いたとき「譁?ｭ怜喧縺代☆繧」のように意味の分からない文章が並んでいることがあります。これは文字が文字化けをしているから起きる現象です。
よくインターネット上で文字化けをしているサイトを見かけますが、コマンドプロンプトがなぜ文字化けをするかご存じですか？
「shift_jis」という言葉を聞いたことはありますか？「shift_jis」とは日本語を含めた文字コードで、Windowsでは一般的な文字コードです。Windowsのコマンドプロンプトも「shift_jis」を使っています。
しかしコマンドプロンプトは文字コードではなくコードページで制御しています。アプリやコマンドの中にはUTF8で出力されるものもあり、このUTF8で出力されているアプリやコマンドが文字化けをしている原因です。
コマンドプロンプトで日本語が文字化けするのを直す方法はないの？とお困りのユーザーの方の為に今回は、コマンドプロンプトで日本語が文字化けする場合の対処法、文字コードを確認して変更しる方法を解説します。
まずは今、コマンドプロンプトの文字コードが何になっているか確認してください。
コマンドプロンプトの文字コードの確認方法
それでは今、コマンドプロンプトの文字コードが何になっているか確認する方法を解説します。
「shift_jis」であることが分かったので1回「プロバティ」を閉じます。
また、わざわざ「プロバティ」を開かなくてもコマンドプロンプトに
chcpc
と入力してEnterを押してください。すると「現在のコード ページ: 932」と表示され、文字コードを簡単に知ることができます。
コマンドプロンプトの文字コードの変更方法
次は文字化けを直すためにコマンドプロンプトの文字コードの変更方法を解説します。
下記にそれぞれの文字コードを紹介していので、その文字コードをコピーしてコマンドプロンプトに貼ってEnterを押してください。これで変更ができます。
■UTF-8
chcp 65001
■EUC-JP
chcp 20932
■shift_jis
chcp 932
終わったらわざわざ「shift_jis」に戻さなくても、コマンドプロンプトを終了させ、次にコマンドプロンプトを起動させた時には「shift_jis」に戻っています。
ぜひ文字化けした際に試してみて下さい。