Windows10でユーザー切り替えでログインしたい
Windows10のパソコンを家族で共用しているなど、1台のパソコンを複数のユーザーで使用する場合は、
一人につき1つのユーザーアカウントを所持しておくことで各々のパソコンの設定を保持することができます。ユーザーアカウントを複数作成している場合は、特定のユーザーアカウントでサインインしている場合でも別のユーザーアカウントに切り替えることが可能となっています。
「パソコンの使用を止めるタイミングで他の家族がパソコンを使いにきたけど、ユーザー切り替えをするためにパソコンを終了して交代している」というユーザーは以外と少なくないのではないでしょうか？このように、一度パソコンを終了しないと他のユーザーアカウントでログインできないと思っているユーザーもいらっしゃるかと思います。
ですが、パソコンを使っている最中でもログイン画面を呼び出して他のユーザーアカウントに切り替えることはできますよ。今回ご紹介する方法でユーザー切り替えを行えば、スムーズにパソコンを使う人の交代ができますし、何より電源を落とさなくて済むのでパソコンや電気代にも優しいですよ。
この記事では、Windows10でユーザー切り替えでログイン出来るまでの手順についてご紹介していきます。
Windows10でユーザー切り替えでログイン出来るまでの手順
それでは、Windows10でユーザー切り替えでログイン出来るまでの手順について説明します。
スタートメニューからユーザー切り替えを行ってログインする
選択したユーザーアカウントのサインイン画面（ロック画面）が表示されるので、パスワード入力欄にパスワードを入力してEnterキーを押すことで、現在使用中のユーザーアカウントから選択したユーザーアカウントへ切り替えてログインすることができますよ。
ショートカットキーでログオン画面を呼び出してユーザー切り替えを行いログインする
すると画面左下にユーザーアカウントの一覧が表示されるので、他のユーザーアカウントを選択します。選択したユーザーアカウントのサインイン画面が表示されるので、パスワード入力欄にパスワードを入力してEnterキーを押すことで、現在使用中のユーザーアカウントから選択したユーザーアカウントへ切り替えてログインされますよ。
ユーザー切り替えを行ったら直前のユーザーはサインアウトされているか？
上記の方法でユーザー切り替えを行った場合は、実はユーザー切り替えを行う前のユーザーはサインアウトされておらず、Windowsにログインした状態のままとなっています。この状態でWindows10を終了しようとすると「まだ他のユーザーがこのPCを使っています」と表示されます。
特に問題がなければ「強制的にシャットダウン」で終了することができますが、切り替え前のユーザーアカウントで保存していない作業がある場合などはアカウントを切り替えて作業を済ませてからシャットダウンしましょう。
管理者権限を有効にしてユーザー切り替えを行う
Windows10のユーザーアカウントには種類があり、通常のユーザーとは別に「管理者権限（administrator）」というものが存在しています。管理者権限を持ったアカウントは、ソフトウェアのインストールなどを行うことができます。
管理者権限をユーザーアカウントに追加してユーザー切り替えを行う方法は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
