iPhoneのドライブモードとは?
iPhoneには、ドライブモードという運転中にiPhoneの通知を停止させる機能があることをご存知でしょうか。
ドライブモードを使うことで、スマホの通知が気になって運転に集中できなくなることがなくなり、事故を未然に防ぐことができます。
全ての通知を停止するだけであれば、機内モードなど他の方法でも対応できますが、ドライブモードの場合はドライブモード中に届いたメッセージや電話に対して自動返信できる機能が用意されています。
そのため、メッセージの送り主や電話をかけた相手に、「今運転しているので電話に出ることができません」ということをiPhoneを操作せずに伝えることが可能です。
ただし、ドライブモードであっても停止すべきではない通知「タイマー・アラーム・緊急速報」などはドライブモードであっても通知されます。
ちなみに、ドライブモードという言葉はAndroidで使われている言葉であり、iPhoneにはドライブモードという名前はありません。ですが、表現を統一するために、ここではドライブモードとして解説を進めます。
iPhoneのドライブモードをオンにする方法
iPhoneのドライブモードをオンにする方法は大きく分けて2つ用意されています。
それぞれやり方を見ていきましょう。
設定画面から有効化する
どういう方法でドライブモードを有効化するかどうかは、iPhoneの設定から切り替えられます。
設定できる項目は「自動・車載Bluetooth接続時・手動・CarPlayで有効にする」の4種類用意されています。
自動
自動の場合、iPhoneの動きから自動的にドライブモードかどうかを判定し、運転中だった場合は自動的に「運転モードは有効です」となり、ドライブモードがオンになります。
判定にはネットワーク接続状況やジャイロセンサーによるモーション検知などが使われますが、GPSは使われないためバッテリー消費量が大きく増加することはありません。
車載Bluetooth接続時
カーナビなどの車載デバイスにBluetooth接続した際に自動的にドライブモードが有効化されます。Bluetooth接続さえできれば確実にドライブモードが有効化されるため、自動設定だとちゃんとドライブモードにならない方で、Bluetooth接続できるカーナビなどを持っている方は、こちらの方法を取ると良いでしょう。
CarPlayで有効にする
Bluetoothだけでなく、CarPlay接続でもドライブモードのオンオフを切り替えられます。CarPlayから切断すると自動的にドライブモードがオフになるので、車でCarPlayを使っている方はCarPlay設定を有効化しておくことをお勧めします。
手動
手動設定なら好きな時にドライブモードを有効化することができます。この場合、車に乗っているかどうか関係なく切り替えられるため、自宅にいて通知を完全に遮断したい場合にも使用可能です。
手動で切り替える場合は、コントロールセンターを利用するので、やり方をこの後解説します。
コントロールセンターからドライブモードを切り替える
車載Bluetoothなどの自動切り替え機能に頼らず手動でドライブモードを切り替える場合は、必ずコントロールセンターを利用します。
デフォルトではドライブモードの切り替えを行うボタンが用意されていないので追加します。
追加したら、もう一度コントロールセンターを開いてみてください。
あとはこのボタンをタップするだけでドライブモードを有効化でき、もう一度タップしたら解除できます。