PNGファイルとは?
PNGファイルとは、メジャーな画像形式の一つです。
画像ファイルはファイルサイズが大きくそのまま保存すると容量をかなり圧迫してしまうのですが、PNG形式にすることで容量を圧縮し、扱いやすくすることができます。
PNG形式は可逆圧縮アルゴリズムが採用されているため、容量を圧縮しても画質が劣化することはありません。そのため何回編集して保存したとしても画質は元画像のままを維持することが可能です。
また、PNGファイルはイラストなどの二次元データに強く、風景写真など細かな情報が多い実写の写真だと圧縮率が高くならないという特徴があります。
PNGデータをPDFに変換する4つの方法
PNGデータをPDFに変換する方法はたくさんあります。今回はPNGデータをPDFに変換して保存する方法について4つほど紹介していきます。
Wordを使用する
Microsft Office Wordを所有している場合、WordからPDFを化できます。
画像が複数枚ある場合は複数枚挿入し、それぞれ画像サイズなどを調整してください。
Adobe Acrobat DCがインストールされている場合は[Save as Adobe PDF]からもPDF化可能です。
ファイルの種類を変更したあとに保存すると、挿入した画像がPDFとして保存されます。
Word文書がそのままPDF化されるだけですので、画像を複数枚好きなように並べられるほか、テキストを挿入したりすることも可能です。Wordを持っている方はこの方法を使えばオフライン環境下でもPNG画像をPDF化できるでしょう。
CubePDFを使う
Wordを持っていない方はCubePDFがおすすめです。CubePDFはWordと違って無料で使うことができる仮想PDFプリンターです。パソコンにインストールして使うタイプのツールなのでインターネットに繋がっていない環境でもPNGからPDFへの変換が可能です。
そんなCubePDFですが、こちらのCubeSoft(CubePDFの開発元)からダウンロードできます
ダウンロードしてそのままインストールしてしまいましょう。CubePDFは通常のソフトと違って仮想プリンターソフトであるため、インストールしてもCubePDFを起動するショートカットなどは追加されません。
CubePDFを使ってPDFに変換する場合は以下の手順で行います。
プリンターを切り替えた後はそのまま[印刷]ボタンを押してしてください。するとCubePDFの印刷設定画面が開かれます。
変換が完了すると自動的に規定のブラウザでPNGがPDF化されたものが開かれます。
エクスプローラーから手軽に変換できるので一つ仮想プリンターソフトを入れておくといいかもしれません。
ブラウザの印刷機能を使う
PDF化したいPNGファイル(画像ファイル)がネット上にあり、それをブラウザで表示できる場合、ブラウザの印刷機能を使ってPDF化できます。ここでの解説はPC版Google Chromeを使って解説します(FirefoxやMicrosoft Edgeなど別のブラウザでも可能です)。
ブラウザの印刷機能を使って印刷する場合は、まず画像だけ別タブを開きます。
デフォルトでは画像ファイル名や画像のURLなどのテキストがPDFに含まれますが、これらのテキストを全て非表示にすることも可能です。
これで上下に表示されるテキストが非表示になり、画像だけのPDFを作成できます。ブラウザで見れるPNG画像をPDF化したい場合はこの方法を使いましょう。
PNG to PDFを使う
PNG to PDFという無料で使えるWebツールもおすすめです。
こちらのWebツールはワンクリックで複数のPNG画像を一括でPDFに変換できるとても便利なツールです。
画像枚数の上限は一回につき20枚です。回数制限はありませんが、20枚以上PDF化したい場合は複数回に分ける必要があります。
シンプルかつ非常に使いやすいため、サクッとPDF化したいときに役立つでしょう。
PDFをPNGに変換することも可能
同じツールの機能の中にPDFをPNG画像に変換することもできます。やり方は先ほど紹介した方法と同じであるほか、Webサービスであるためスマホからも変換できるのでブックマークしていつでも使えるようにしておくといいでしょう。