PNGファイルをPDFに変換する4つの方法をわかりやすく解説!

PNGファイルをPDFに変換する4つの方法をわかりやすく解説!

様々な場面で使われているPNGファイル。ですが、用途によってはPNGファイルのままでは不都合でPDFファイルに変換しなければならない時があるでしょう。今回はPNGファイルをPDFファイルに変換する方法について4つ詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. PNGファイルとは?
  2. PNGデータをPDFに変換する4つの方法

PNGファイルとは?

PNGファイルとは、メジャーな画像形式の一つです。

画像ファイルはファイルサイズが大きくそのまま保存すると容量をかなり圧迫してしまうのですが、PNG形式にすることで容量を圧縮し、扱いやすくすることができます。

PNG形式は可逆圧縮アルゴリズムが採用されているため、容量を圧縮しても画質が劣化することはありません。そのため何回編集して保存したとしても画質は元画像のままを維持することが可能です。

また、PNGファイルはイラストなどの二次元データに強く、風景写真など細かな情報が多い実写の写真だと圧縮率が高くならないという特徴があります。

PNGデータをPDFに変換する4つの方法

PNGデータをPDFに変換する方法はたくさんあります。今回はPNGデータをPDFに変換して保存する方法について4つほど紹介していきます。

Wordを使用する

Microsft Office Wordを所有している場合、WordからPDFを化できます。

Wordを開いてPNGファイルを挿入
まずはWordを開いてPNGファイルを挿入しましょう。挿入方法はドラッグ&ドロップでも何でも構いません。

画像が複数枚ある場合は複数枚挿入し、それぞれ画像サイズなどを調整してください。

ファイルメニューを開き、[上書き保存][名前を付けて保存]を選択
PNG画像をすべて挿入し終えたらファイルメニューを開き、[上書き保存][名前を付けて保存]のどちらかを選択します。

Adobe Acrobat DCがインストールされている場合は[Save as Adobe PDF]からもPDF化可能です。

保存先フォルダを選択
保存先を選択する画面が表示されるので、保存先フォルダを選択してください。
「ファイルの種類」をWord文書からPDFに変更
ファイル保存ダイアログが開かれますが、このときに「ファイルの種類」をWord文書からPDFに変更します。

ファイルの種類を変更したあとに保存すると、挿入した画像がPDFとして保存されます。

Word文書がそのままPDF化されるだけですので、画像を複数枚好きなように並べられるほか、テキストを挿入したりすることも可能です。Wordを持っている方はこの方法を使えばオフライン環境下でもPNG画像をPDF化できるでしょう。

CubePDFを使う

Wordを持っていない方はCubePDFがおすすめです。CubePDFはWordと違って無料で使うことができる仮想PDFプリンターです。パソコンにインストールして使うタイプのツールなのでインターネットに繋がっていない環境でもPNGからPDFへの変換が可能です。
そんなCubePDFですが、こちらのCubeSoft(CubePDFの開発元)からダウンロードできます

CubePDF - 公式サイト

ダウンロードしてそのままインストールしてしまいましょう。CubePDFは通常のソフトと違って仮想プリンターソフトであるため、インストールしてもCubePDFを起動するショートカットなどは追加されません。

CubePDFを使ってPDFに変換する場合は以下の手順で行います。

PDFに変換したい画像を右クリックして[印刷]をクリック
まずはPDFに変換したい画像を右クリックして[印刷]をクリックしてください。
「プリンター」の項目を[CubePDF]に切り替える
「プリンター」の項目を[CubePDF]に切り替えます。

プリンターを切り替えた後はそのまま[印刷]ボタンを押してしてください。するとCubePDFの印刷設定画面が開かれます。

[変換]をクリック
PDFファイルの保存先や解像度・タイトルなどの文書プロパティ・パスワード設定など色々設定できるので、必要な項目を編集したら[変換]を押しましょう。

変換が完了すると自動的に規定のブラウザでPNGがPDF化されたものが開かれます。

エクスプローラーから手軽に変換できるので一つ仮想プリンターソフトを入れておくといいかもしれません。

ブラウザの印刷機能を使う

PDF化したいPNGファイル(画像ファイル)がネット上にあり、それをブラウザで表示できる場合、ブラウザの印刷機能を使ってPDF化できます。ここでの解説はPC版Google Chromeを使って解説します(FirefoxやMicrosoft Edgeなど別のブラウザでも可能です)。

ブラウザの印刷機能を使って印刷する場合は、まず画像だけ別タブを開きます。

画像を右クリック→[新しいタブで画像を開く]を選択
画像だけ別タブで開くには、画像を右クリックしたあと[新しいタブで画像を開く]を選択します。
[印刷]をクリック
次にブラウザメニューを開き、[印刷]をクリックしてください。
印刷プレビュー画面の「送信先」を[PDFに保存]に変更
印刷プレビュー画面が表示されますが、このまま印刷すると実際に印刷されたり別の形式で保存される可能性があります。「送信先」を[PDFに保存]に変更してください。
[保存]ボタンを押す
このまま[保存]ボタンを押すと画像がPDF化されて保存されます。

デフォルトでは画像ファイル名や画像のURLなどのテキストがPDFに含まれますが、これらのテキストを全て非表示にすることも可能です。

「詳細設定」をクリック→「オプション」の[ヘッダーとフッター]のチェックを外す
画像ファイル名やURLなどを非表示にしたい場合は、「詳細設定」をクリックして開いたあと、「オプション」の[ヘッダーとフッター]のチェックを外します。

これで上下に表示されるテキストが非表示になり、画像だけのPDFを作成できます。ブラウザで見れるPNG画像をPDF化したい場合はこの方法を使いましょう。

 

PNG to PDFを使う

PNG to PDFという無料で使えるWebツールもおすすめです。

PNG to PDF

こちらのWebツールはワンクリックで複数のPNG画像を一括でPDFに変換できるとても便利なツールです。

「ファイルをここにドラッグ&ドロップしてください」にPNG画像をドラッグ
PNGをPDFに変換するには、「ファイルをここにドラッグ&ドロップしてください」という枠の中にPNG画像をドラッグしてアップロードします。

画像枚数の上限は一回につき20枚です。回数制限はありませんが、20枚以上PDF化したい場合は複数回に分ける必要があります。

[ダウンロード]の表示
画像アップロードすると自動的に変換が開始され、[ダウンロード]が表示されると、その画像単体のPDFをダウンロードできます。
[全ファイル]をクリック
複数画像を結合したPDFにも対応しており、画像アップロードエリアのすぐ下にある[全ファイル]をクリックすることで、アップロード済みの画像ファイルを一つのPDFにまとめることができます。

シンプルかつ非常に使いやすいため、サクッとPDF化したいときに役立つでしょう。

PDFをPNGに変換することも可能

同じツールの機能の中にPDFをPNG画像に変換することもできます。やり方は先ほど紹介した方法と同じであるほか、Webサービスであるためスマホからも変換できるのでブックマークしていつでも使えるようにしておくといいでしょう。


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