VLCでDVDが再生できない問題
そんなVLC Media Playerですが、いざ購入・レンタルしたDVDをパソコンに挿入してVLC Media Playerで再生しようとするとなぜか再生できなくなる時があります。
ずっと保管していたDVDを再生しようとしたら失敗したという方もいるかも知れません。VLC Media PlayerでDVDが再生できなく理由は様々です。
- DVDを正常に読み込めていない
- VLC非対応の形式だった
- ライブラリが不足している
- DVDプレイヤーが故障している
などなど。パソコンに保存してある動画は問題なく再生できるけどDVDだけ再生できない場合はこういった可能性が考えられます。
VLCでDVDが再生できない時の対処法
それではVLC Media Playerで動画を再生できないときの対処法についていくつかみていきましょう。
Libdvdcssをインストールする
レンタルDVDなど市販されているDVDを再生しようとすると見れないことがあります。
これはレンタルしたDVDに問題があるのではなく、市販DVDの再生に必要なLibdvdcssがインストールされていない可能性が高いです。
Windows PCであればVLC Media Playerをインストールすると同時にLibdvdcssがインストールされるのですが、LinuxやMacではインストール時に使用したコマンドによっては最初からインストールされているとは限りません。
Libdvdcssをインストールしたかどうかわからない方は、以下のVLCを提供している公式サイトがLibdvdcss単体を追加インストールする方法を紹介しているので、そちらを参考にしてください。
DVD修復ツールを使う
DVDを再生できるけど途中で止まる、クラッシュするという場合はDVD修復ツールを使ってみてください。
途中までしか再生できない場合は映像データが壊れている可能性があるため、修復ツールを使えば直る可能性があります。
クラッシュしなくても途中から映像が出ないときなどもDVD修復ツールを使って正常に再生できるようになるかどうか試してみるようにしてください。DVD修復ツールを持っていない方はこちらの記事を参考にするのはお勧めです。
ほかのDVDも再生できるか試してみる
もしかしたらDVDそのものに何かしらの不具合・故障箇所があり、それが原因でVLCで再生できていないだけなのかもしれません。
他のDVDも持ってるのであれば、ほかのDVDも再生できるかどうか試してみてください。他のDVDも再生できなかった場合は使用しているDVDプレイヤーに原因がある可能性があります。
他の動画再生プレイヤーを試してみる
VLCが対応していない形式のDVDを再生しようとした場合は他の動画再生プレイヤーを利用すると良いでしょう。
一度DVDのデータをパソコンにインポートし、その後パソコンで再生できる形式に変換して再生するという方法もありますが、それでは非常に手間がかかるためほかの動画再生プレイヤーを使った方が手っ取り早いです。
VLCの代わりになるDVD再生ソフトは、こちらの「Leawo Blu-ray Player」などがおすすめなので気になる方は一度試してみてください。