ハイパーリンクとは?
ハイパーリンクとは、分書間などでテキスト(厳密にはハイパーテキスト)などにつけられる参照のことです。ハイパーリンクが作られたテキストはハイパーリンクテキストと呼ばれます。
インターネット上で用いられる「リンク」という言葉はハイパーリンクのことを指しており、Webページの移動など様々な場面で使われています。ハイパーリンクを設定しておくことで、わざわざ目的のページを探さなくても、そのハイパーリンクをたどるだけで目的のページを開くことが出来ます。
メールのハイパーリンクをクリックすると既定のブラウザでWebページが開いたり、対応するソフトウェアがあった場合は、対応するソフトウェアを自動的に起動させることも可能です。
エクセルでもセルのテキストにハイパーリンクを設定することができ、外部サイト・ファイルへのリンク、別シートへのリンクなど様々なハイパーリンクを設定できます。
エクセルのハイパーリンクの設定方法
Excel に設定できるハイパーリンクはいくつか種類があります。順番に一つずつ見ていきましょう。
同じシートにリンクする
まずはハイパーリンクを設定したいセルを選択しておきます。
セルに表示するテキストは自由に変更できるので、わかりやすい名称にしておきましょう。
別のシートにリンクする
同じシート内ではなく別のシートの指定したセルを参照することもできます。
同じシート内にリンクした時と同じようにリンク設定画面を表示します。
あとはセル番号と表示文字列を入力して[OK]を押せば別のシートにジャンプできるハイパーリンクを挿入できます。挿入されたリンクをクリックすると別のシートに移動するはずです。
外部のWebサイト・ファイルにリンクする
Webページへのリンクなど外部コンテンツへのリンクの挿入も行えます。
やり方は二通りあるのですが、URLを直接セルに入力する場合はリンク設定を開かずにハイパーリンクを設定できます。
正しいURLだった場合、これだけでハイパーリンクを挿入できます。一度挿入してしまえばテキストを自由に変更できるため、サイト名・ページ名など自由に設定できます。
もう一つの方法ですが、シート内を参照したハイパーリンクを設定した時と同じようにリンクの設定画面を開きます。
すると参照するファイルを選択する画面が表示されるので、ファイルやフォルダにリンクしたい場合はその中から選択します。
これで外部サイトやファイルを参照するハイパーリンクを挿入できます
エクセルのハイパーリンクを解除する方法
間違えて設定したハイパーリンクなど、設定済みのハイパーリンクテキストからハイパーリンクだけを削除したいときがあります。
これだけで設定されたハイパーリンクが解除されます。