AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順!

AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順!

Androidスマホで、microSDカードを内部ストレージ化したいと思ったことはありませんか?容量不足に悩まされている場合は、ぜひ試してみましょう。この記事では、AndroidスマホでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順をご紹介していま


目次[非表示]

  1. AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させるメリット・デメリット
  2. AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順

AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させるメリット・デメリット

Androidスマホで、microSDカードを内部ストレージ化できることをご存知でしょうか?内部ストレージ化すると、スマホ本体のストレージとして扱うことができるようになるため容量不足を解消できるほか、アプリをSDカードに移動することができるようになりますよ。

デメリットとしては、SDカードをフォーマットしなければならない・他の機器でそのSDカードが使用できなくなる・SDカードの寿命が来た場合のデータの取り扱いなどが挙げられます。詳しくは下記リンク先の記事をご覧ください。

AndroidのSDカードを内部ストレージ化するデメリットとは?

SDカードを外部ストレージから内部ストレージ化させることでスマホの容量を増やすことができますが、一方でデメリットも存在します。この記事では、AndroidのSDカードを内部ストレージ化するメリットおよびデメリットを解説していきます。

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この記事では、AndroidスマホでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順をご紹介していきます。

AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順

それでは、AndroidでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させる手順を說明します。もし内部ストレージ化できない場合は原因・対処法を下記リンク先の記事で說明していますので併せてご覧ください。

AndroidでSDカードを内部ストレージ化できない場合の原因と対処法!

Androidスマホで、microSDカードを内部ストレージ化したいのにできない状態になってしまい困ってしまったことはありませんか?この記事では、AndroidスマホでmicroSDカードを内部ストレージ化できない場合の原因と対処法をご紹介しています。

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必要なもの

AndroidスマホでSDカードを内部ストレージ化してアプリを移動させるには、前提条件が存在します。お使いのAndroidスマホのOSがAndroid6.0以上であることが前提なので、Android5.0以下のAndroidスマホを使用している場合は残念ですがmicroSDカードを内部ストレージ化することはできません。

Android6.0以上のスマホをお持ちであればOKです。次に内部ストレージ化したいmicroSDカードをフォーマットしておきます。あとはパソコン・そしてパソコンに接続するためのUSBケーブルがあればOKです。

USBデバッグを有効にする

最初に、Androidスマホの開発者向けオプションを有効にしましょう。下記リンク先にて詳しく説明していますが、基本的に設定アプリを開いて「端末情報」→「ソフトウェア情報」の順に移動して「ビルド番号」の箇所でタップ連打することで開発者向けオプションが有効になります。

Androidの開発者向けオプションとは何か?オン・オフの切り替え方法!

Androidスマホの設定メニューには「開発者向けオプション」というものが存在しています。初期設定では非表示になっているので、知らないユーザーのほうが多い機能です。この記事では、Androidの開発者向けオプションの詳細、オン・オフの切り替えを説明しています。

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あとは開発者向けオプション上部にあるボタンをONにしてから、項目一覧にある「USBデバッグ」をタップしてONにしましょう。これでUSBデバッグが有効になり、パソコンからAndroidスマホを操作できるようになります。

Android SDKツールをパソコンに導入する

Windowsのコマンドプロンプトでadb(Android Debug Bridge)を使用するために、Android SDKツールをパソコンに導入する必要があります。まずは下記リンク先のWebサイトにアクセスして、Android SDKツールをダウンロードしましょう。

SDK Platform Tools release notes  |  Android Developers
SDK Platform-Tools リリースノートページが表示されるので、「SDK Platform-Tools for Windows をダウンロード」をクリックしましょう。
利用規約の同意を求めるウィンドウが表示されるので、「上記の利用規約を読んだうえで利用規約に同意します」のチェックボックスをオンにしてから「ダウンロードする」ボタンをクリックしてAndroid SDKツールをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたzipファイルを展開したら、ファイルパスをコピーしておきましょう。

次に、「Windowsキー+Xキー」の同時押しでアドバンスドメニューを開き「システム」をクリックして設定画面を開きます。「システム」の項目一覧から「システムの詳細設定」をクリックすると「システムのプロパティ」が表示されるので、「環境変数」をクリックしましょう。
「環境変数」ウィンドウが表示されるので、「システム環境変数」の一覧から「Path」を選択して「編集」をクリックしましょう。
「環境変数名の編集」ウィンドウが表示されたら、ウィンドウ右側の「新規」をクリックします。入力欄に先程コピーしたAndroid SDKツールフォルダのファイルパスを貼り付けて「OK」をクリックすればAndroid SDKツールの導入は完了です。

SDカードを内部ストレージ化する

それでは、SDカードを内部ストレージ化してみましょう。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
コマンドプロンプトが起動したら「adb shell」コマンドを入力します。次に「sm list-disks」コマンドを入力して表示される「disk:~」の部分を覚えます。最後に「sm partition disk:~ private」と入力します。disk:~の部分は先程表示されたものを入力しましょう。これで、SDカードを内部ストレージ化することができますよ。

「sm partition disk:~ private」の実行時にAndroidスマホが自動で再起動することもありますが、特に問題はありません。

アプリを移動する

あとは設定アプリから「アプリと通知」をタップして開き、アプリ一覧からSDカードに移動したいアプリを開きます。アプリ情報の「ストレージ」をタップして、「変更」からストレージの場所を「SDカード」に変更しましょう。アプリの移動画面が表示されたら「移動」をタップすればSDカードにアプリが移動されますよ。逆にアプリをSDカードからスマホの内部ストレージに戻したい場合は「内部ストレージ」を選択すればOKです。

注意点としては、microSDカードに移動できないアプリもあるということです。プリインストールのアプリなどは変更項目が存在しておらず、アプリを移動できないという点に注意しましょう。