Androidのアプリの「ストレージを消去」とは?どうなるのか?
「ストレージを消去」とは
Androidスマホでアプリのデータを見ていると、「ストレージを消去(端末によってはデータを消去)」という項目がありますよね。この項目は一体どういった機能なのか・ストレージを消去してしまうとどうなるのかご存知でしょうか?アプリの「ストレージを消去」を行うこと、アプリのデータのリセットが行われます。アプリの初期化が行われるため、「アプリのアンインストール後にインストールを行う」という操作(再インストール)と同じようにアプリのクリーンアップを行うことができます。アプリのファイルが壊れている可能性があって正常に動作しないという場合に、この「ストレージを消去」を実行することでアプリを正常な状態に戻すことができるわけですね。ただしアプリ内のデータがすべて消えるため、例えば画像編集アプリなどアプリ内にデータを保存している系統のアプリの場合はそういったデータもすべて消えてしまう点に注意しましょう。「ストレージを消去」を行う場合は、できるだけバックアップを行うようにしましょう。
「ストレージを消去」を行う方法
まずは設定アプリを起動して、項目一覧から「アプリと通知」をタップしましょう。
すべてのアプリ一覧から「ストレージを消去」を行いたいアプリをタップしてアプリの詳細画面を開き、「ストレージ」をタップしましょう。
メモリの使用状況が表示されるので、「ストレージを消去(データを消去)」をタップします。
「アプリのデータを削除しますか?このアプリのすべてのデータ(ファイル、設定、アカウント、データベースを含む)が完全に削除されます。」とメッセージが表示されるので、「OK」をタップしましょう、これで、アプリのストレージを消去してリセットさせることができます。
「キャッシュを削除」との違い
メモリの使用状況画面には、「ストレージを消去」のほかに「キャッシュを削除」というものがあります。キャッシュとは、アプリが使用している一時データのことを指します。一度見たブラウザのページやTwitterのタイムラインのデータ・漫画アプリを開いた際に素早く画面が表示されるのは、このキャッシュを読み込んでいるからです。しかしキャッシュはどんどん溜まっていき肥大化してしまうので、キャッシュが増えてストレージの容量圧迫に繋がってしまっている場合はキャッシュの削除が大切です。「キャッシュを削除」をタップすることで、溜まったキャッシュがすぐに削除されますよ。キャッシュを削除することでストレージの容量が増えるので、アプリ容量が増えていると感じたらキャッシュを確認して掃除する習慣をつけておくと便利です。