パーティション分割するメリット・デメリット
新しくパソコンを購入したら、パソコンにCドライブしかないということがあります。この場合は、パーティション分割を行うことをおすすめします。
パーティション分割とは、HDD・SSDを仮想的に複数のドライブに分割して構成することを指します。例えるなら枠のない本棚に仕切りを追加するような感じですね。パーティション分割には大きなメリットがあります。例えばシステムドライブのCドライブが破損した場合にCドライブはOSの再インストールが必要になりますが、Dドライブに保存したデータはそのまま残るので被害が軽症で済みます。また、パーティション分割したドライブをキャッシュに設定することで、アプリケーション実行時に読み込みを減らしてファイルの断片化を少なくできるのもメリットです。
パーティション分割のデメリットとしては、適切なデータ量で分割しないとシステムドライブの容量がいっぱいになってしまうためまたパーティションを結合するなど面倒なことになってしまう点です。ただデータの分け方を知っておけばデメリットにはなり得ないので安心してください。おすすめの分け方ですが、2021年時点のWindows10であればCドライブの容量を300GB程度確保しておけば安心でしょう。
Windows10でパーティション分割する方法
「新しいシンプルボリュームウィザードの完了」画面が表示されるので、「完了」をクリックすればパーティションの分割は完了ですよ。