PC間でデータ転送する方法の選択肢は?
パソコンを買い替えた際に、古いパソコンの中に入っているデータを新しいパソコンに引っ越したいというケースはよくありますよね。パソコンのデータ移行を行うには何通りかの方法があります。
1つ目は、PC同士をLANケーブル(クロスケーブル)で接続してデータ転送を行う方法。2つ目は、外付けHDDやUSBメモリといった外部ストレージを使用してデータ移行を行う方法。3つ目はクラウドストレージでアップロード・ダウンロードを行う方法。4つ目は、リンクケーブルを使用してPC同士を直接操作できるようにしてデータ転送を行う方法です。
PC間でデータ転送する方法の選び方
PC間でデータ転送する方法の選び方についてですが、それぞれ特徴があってどれを選択すればいいのか分からないという方もいらっしゃるかと思います。そこで、方法ごとにどういった方向けなのかの目安を説明します。
- ある程度PCの知識がある方向け:PC間でデータ転送する方法
- 一般のユーザーで、USBメモリや外付けHDDなどの外部ストレージを使用している方向け:外付けHDD・USBメモリを使用してデータ移行を行う方法
- 大容量のクラウドストレージを契約している人向け:外付けHDD・USBメモリを使用してデータ移行を行う方法
- PC同士を接続したいけど、直感的操作でデータ転送を行いたい人向け:PC間をリンクケーブルで接続してデータ転送を行う方法
PC間でデータ転送する方法
PC同士をLANケーブル(クロスケーブル)で接続してデータ転送を行う方法
LANケーブル(クロスケーブル)を用意してWindowsのネットワーク設定を行うことで、PC同士のデータ転送が行えるようになります。
あとはネットワークから2台のパソコンが接続されているかどうか確認して、接続完了したらデータの転送を行いましょう。転送速度はクロスケーブルの上限速度まで出るので、余裕があれば高いカテゴリーのクロスケーブルを用いましょう。
外付けHDD・USBメモリを使用してデータ移行を行う方法
USB3.0であればストレージへのデータ転送速度は問題ありませんが、「古いパソコンに機器を接続する」→「ファイルをコピーする」→「取り外して新しいパソコンに接続してデータを移行する」という流れになるため全体としての移行速度は遅いと言えるでしょう。
クラウドストレージを使用してデータを移行する方法
古いバソコンで、事前にGoogleドライブなどのクラウドストレージに移行したいファイルをアップロードしておきます。新しいパソコンで、クラウドストレージ内のファイルをダウンロードして移行を完了させましょう。
PC間をリンクケーブルで接続してデータ転送を行う方法
PCとPCを「リンクケーブル」という専用のUSBケーブルでつなぐことで、直接データ転送を行うことができます。リンクケーブルを接続するとマウスとキーボードを2台のパソコンで共有することができるようになり、直接ファイルをドラッグ&ドロップで移動することができるようになります。
リンクケーブルはタブレットにも接続可能なので、PC同士だけではなくタブレットへのデータ転送やタブレットからのデータ転送を行うこともできますよ。リンクケーブルはUSBなので、USB3.0に対応したものを使用すれば高速でデータ転送を行うことができます。ファイルサイズの大きいファイルの転送にも安心ですね。