USBメモリにパスワードをかける方法を紹介!【無料/セキュリティ/フリーソフト】

USBメモリにパスワードをかける方法を紹介!【無料/セキュリティ/フリーソフト】

手軽にデータを持ち運ぶことのできるUSBメモリですが、失くしてしまいやすいのが欠点です。そこで、USBメモリにパスワードをかけることで、万が一の紛失に備えておくと安心ですよ。この記事では、USBメモリにパスワードをかける方法を紹介しています。


目次[非表示]

  1. USBメモリにパスワードをかける方法
  2. まとめ

USBメモリは、コンパクトなサイズながら大きなデータを手軽に持ち歩くことができるため便利な保存媒体です。パソコンで使う以外にも色々な機器に接続してデータを保存したり読み込ませることができるので、バッグやポケットに入れて携帯している人は多いでしょう。

しかし、コンパクトでお手軽に持ち運べるが故に、「バッグに入れていたはずなのに見当たらない」「ポケットに入れていたら落としてしまった!」といった形で失くしてしまう方も少なくありません。

もし失くしてしまったUSBメモリに、個人情報に繋がるデータやビジネスで使用しているデータが入っていたら大問題ですよね。自分以外の誰かがUSBメモリを拾ってしまい、その中身を悪用されてしまうといった危険性があります。

そこで、USBメモリにパスワードでロックをかけてみませんか?パスワードをかければ、万が一USBメモリを失くしてしまった場合にも簡単には中身を見られることはありませんし、セキュリティが高まりますよ。

この記事では、USBメモリにパスワードをかける方法をご紹介していきます。

USBメモリにパスワードをかける方法

USBメモリにパスワードをかける方法としては、「Windows10の機能を使う」「パスワード付きUSBメモリを利用する」「パスワードロックをかけられるフリーソフトを利用する」といった方法が考えられます。それぞれの方法について詳しく説明します。

Windows10の機能を使ってパスワードをかける

お使いのWindows10のエディションが「Windows10 Pro」であれば、「BitLocker」機能を使ってUSBメモリを暗号化してセキュリティを高めることができますよ。

エクスプローラーからUSBメモリを右クリックして「BitLockerを有効にする」をクリック
エクスプローラーからUSBメモリを右クリックして「BitLockerを有効にする」をクリックすると、BitLockerが立ち上がります。
「パスワードを使用してドライブのロックを解除する」のチェックボックスをオンにしたら、パスワードの入力欄と確認欄にパスワードを入力して「次へ」をクリック
まずは、USBメモリのロック解除方法を指定する必要があります。「パスワードを使用してドライブのロックを解除する」のチェックボックスをオンにしたら、パスワードの入力欄と確認欄にパスワードを入力して「次へ」をクリックしましょう。
「Microsoftアカウントに保存する」「ファイルに保存する」「回復キーを印刷する」のどれかの方法を選択して「次へ」をクリック
続いて、鍵代わりになる回復キーのバックアップ方法を指定します。「Microsoftアカウントに保存する」「ファイルに保存する」「回復キーを印刷する」のどれかの方法を選択して「次へ」をクリックして、画面の指示に従って回復キーをバックアップしましょう。
ドライブを暗号化する範囲の選択は「ドライブ全体を暗号化する」を選択して次へをクリック
ドライブを暗号化する範囲の選択は「ドライブ全体を暗号化する」を選択して次へをクリックして、暗号化モードを選択して「暗号化の開始」をクリックすることでUSBメモリの暗号化が行われますよ。

BitLockerの解除方法については下記の記事を参考にしてみて下さい。

Windows10のBitLockerを解除する設定方法をご紹介!

Windows10には勝手にデータが盗まれないようにBitLockerという機能が用意されています。BitLockerを使うことでドライブを暗号化できますが、何らかの理由で解除したいこともあるでしょう。今回はBitLockerの解除方法について紹介しています。

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パスワード付きUSBメモリを利用する

USBメモリには、ユーティリティーでパスワードロック機能を搭載しているものもあります。USBメモリに付属しているソフトを使ってパスワードを設定するタイプや、USBメモリ自体にロックボタンがあるものなど様々な製品があります。

パスワードロック機能搭載型のUSBメモリであれば、OSや他のソフトを準備するといった手間がないため比較的簡単にセキュリティを高めることができます。

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パスワードロックをかけられるフリーソフトを利用する

Windows10のエディションがWindows10 HomeなのでBitLockerを使えないという場合は、パスワードロックをかけることのできるソフトを利用してみましょう。

フリーソフトでも、USBメモリにパスワードロックをかけることができますよ。

USBメモリにパスワードをかけるのにおすすめのフリーソフトが「セキュリティ・ウェアハウス-mini」です。

非常にシンプルなユーザーインターフェースで、誰でもすぐにUSBメモリを暗号化することができますよ。ダウンロードは下記リンク先Vectorよりどうぞ。

セキュリティ・ウェアハウス-miniの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
暗号化・復号ボタンが表示
セキュリティ・ウェアハウス-miniを起動すると、画像のように暗号化・復号ボタンが表示されます。USBメモリにパスワードロックをかけたい場合、「暗号化」をクリックしてUSBメモリのファイル・フォルダを指定するか、ファイルを直接ドラッグ&ドロップしましょう。
パスワードの入力画面が表示
パスワードの入力画面が表示されるので、パスワード・パスワード再確認欄にパスワードを8文字以上で入力して「OK」をクリックするとパスワードロックがかかった拡張子「.swhf」のファイルが作成されます。

必要に応じて「パスワードのヒント」も入力しておくとよいでしょう。
パスワードロックを解除したい場合は、「復号」ボタンをクリックしてファイル・フォルダを指定するか、ファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
パスワード認証ウィンドウが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリックすれば元のファイルが作成
パスワード認証ウィンドウが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリックすれば元のファイルが作成されます。

セキュリティ・ウェアハウス-miniのプログラムはUSBメモリに入れて持ち歩くことも可能なので、外出先でもファイルを使う場合は一緒に入れて持ち歩く・徹底的にセキュリティを高めたいなら家でのみ使うといった使い分けも可能です。

もし他の「USBメモリにパスワードロックをかけられるフリーソフト」が気になる方は、下記リンク先でセキュリティ・ウェアハウス-miniを含むおすすめのフリーソフトを3選ご紹介していますので、ぜひご覧ください。

USBメモリにパスワードをかけるおすすめのフリーソフト3選を紹介!

USBメモリを失くしてしまったら、中身のデータが他の人に見られてしまうリスクがありますよね。万が一のためにフリーソフトを使ってUSBメモリにパスワードをかけてみましょう。この記事では、USBメモリにパスワードをかけるおすすめのフリーソフト3選を紹介しています。

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まとめ

USBメモリにパスワードをかける方法を紹介!いかがでしたでしょうか。

持ち歩くことの多いUSBメモリですが、そのコンパクトさゆえに紛失してしまう可能性もありますよね。そこで、USBメモリにパスワードをかけて万が一の際のセキュリティを高めておくと安心ですよ。記事内で紹介している方法の中から、自分に合った方法を使ってパスワードをかけてみてくださいね。


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