Windowsのデフォルトメディアプレイヤーである「Windows Media Player(WMP)」でmp3形式の音声ファイルなどを再生する時に、再生速度を変更して倍速再生・またはスロー再生を行いたいと思ったことはありませんか?いつもの曲を倍速で再生してみたい、テンポの早い音楽をゆっくりと聴いてみたい、リスニング教材で聞き取りにくい部分をスロー再生したいなどというケースはよくありますよね。
Windows Media Player 12であれば「再生速度の設定機能」が搭載されているので、再生中の音声ファイルの再生速度を変更することができますよ。この記事では、Windows Media Playerで再生速度を変更し倍速再生・スロー再生する方法をご紹介していきます。
Windows Media Playerで再生速度を変更し倍速再生・スロー再生する方法
左側に動かすと再生速度が遅く、右側に動かすと再生速度が早くなります。メモリ1つにつき0.1倍で調整ができるので、メモリを参考にして再生速度の調整を行いましょう。ちなみに、ウィンドウの左上に表示されている「遅く」は0.5倍・「標準」は1.0倍(通常の再生速度)・「速く」は1.4倍へと調整されますよ。調整が完了したら再生ボタンをクリックして音声ファイルを再生して、再生速度に問題ないかどうか確認してみましょう。変更された再生速度は、プレイビューからライブラリに切り替えても維持されます。
ちなみに、再生速度の変更は音声ファイルだけでなく動画ファイルでも適用することができますよ。ただし音声ファイル・動画ファイルのどちらも、再生速度変更に対応していない種類のファイルだった場合は再生速度の変更を行えない点には注意しましょう。