「TPM 2.0」とは?
2021年10月にリリース予定のWindows11では、Windows11が動作する最小要件に「TPM:トラステッドプラットフォームモジュールバージョン2.0」が盛り込まれています。このTPM 2.0とは、「TPM(Trusted Platform Module)」というパソコンなどのデバイスにおいて各種セキュリティ機能を提供するために必要なモジュールです。
暗号化用アルゴリズムエンジンやハッシュエンジンなど様々なセキュリティを備えており、TPM 2.0ではそのセキュリティ機能が強化されています。TPMはマザーボードにTPMモジュールが装着されていなければ使用できません。そのためWindows11を導入したいと考えているユーザーは、自分のパソコンがTPM 2.0に対応しているかどうか確認する必要があります。この記事では、「TPM 2.0」の確認方法をご紹介していきます。
お使いのパソコンがWindows11へアップデート可能か確認したい場合は、下記リンク先の記事を併せてご覧ください。
「TPM 2.0」の確認方法
それでは、「TPM 2.0」の確認方法を説明します。
上記の方法でTPM 2.0が見当たらなかった場合ですが、元からTPM 2.0に対応していないケースとTPM 2.0が無効になっているだけのケースがあります。TPM 2.0が無効になっているだけであれば、パソコンの起動時にメーカーロゴが表示されたら「F2キー」や「Escキー」を連打してUEFI画面を呼び出し、「TPM Device Selection」の設定項目から有効化することができますよ。UEFI画面の操作方法やTPM 2.0の有効化方法はマザーボードのメーカーごとに異なるので、メーカーの公式HPや説明書などを確認して操作しましょう。