Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法!

Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法!

Microsoft Excelで、セルに入力した日付に対応した曜日を自動で表示させたいと思ったことはありませんか?手動入力で曜日を入力するのは面倒ですよね。この記事では、Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで日付に対する曜日を自動で表示させたい
  2. Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法

Excelで日付に対する曜日を自動で表示させたい

Excelで、日付に対する曜日を自動で表示させたいと思ったことはありませんか?曜日を手動入力するのは面倒なので、関数を使用して自動的に表示させてみましょう。この記事では、Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法をご紹介していきます。

Excelで日付に対する曜日を自動で表示させる方法

TEXT関数を使用して日付に対する曜日を自動で表示させる方法

日付を準備したExcelの表
Excelの関数の一つであるTEXT関数を用いると、日付に対する曜日を自動で表示させることができます。まずはこのように日付を用意します。
曜日を表示したいセルにTEXT関数を入力
TEXT関数は「=TEXT(値,“表示形式”)」のように記します。値でセルを、表示形式で曜日の表示形式を指定します。画像の例では「=TEXT(B3,“aaaa”)」でB3セルの「2021/
11/12」の曜日を「金曜日」として出力しています。
TEXT関数の表示形式が変わった
この式を「=TEXT(B3,“aaa”)」に変更すると、曜日が「金曜日」ではなく「金」と表示されていることがお分かりいただけるでしょうか。このように、表示形式も指定することが可能となっています。表示形式は下記を参考にしてみてくださいね。

  • aaa:月・火・水・木・金・土・日
  • aaaa:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日
  • ddd:Mon・Tue・Wed・Thu・Fri・Sat・Sun
  • dddd:Monday・Thuesday・Wednesday・Thursday・Friday・Saturday・Sunday

ダブルクォーテーション内に括弧を入力した例
ちなみに、曜日の表示形式を「aaa」にして括弧で囲みたいという場合は画像のように「”(aaa)”」と、ダブルクォーテーション内にそのまま括弧を入力すればOKです。
オートフィルを使用して残りのセルにも曜日が入力された

また、残りのセルにも関数を適用したい場合はオートフィルを使用します。画像の例ではTEXT関数を入力したセルを選択してセル右下の■にカーソルを合わせてからクリックして、下方向へドラッグすると連続でTEXT関数を使用することができますよ。

書式設定を使用して日付から曜日を追加表示させる方法

日付をセルに入力し範囲選択して右クリック
書式設定を使用することで、日付と同じセルに曜日を追加表示させることができますよ。画像のように日付をセルに入力したら、範囲選択して右クリックしましょう。
「セルの書式設定」をクリック
右クリックメニューの「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「ユーザー定義」を選択→「種類」で表示形式を「yyyy/m/d(aaa)」と入力し「OK」をクリック
「セルの書式設定」ウィンドウが表示されるので、「表示形式」タブの「分類」から「ユーザー定義」を選択します。「種類」で「yyyy/m/d」が選択されていると思うので、その後ろに表示形式を入力しましょう。画像の例では括弧付きで曜日を表示するために「(aaa)」と入力しています。入力が完了したら「OK」をクリックしましょう。
日付と同じセルに曜日を追加表示された
これで、日付と同じセルに曜日を追加表示させることができました。範囲選択しなかった場合にも、オートフィルを使えば下方向のセルに対して表示形式を適用させることが可能となっています。
日付をコピーして別のセルに貼り付けてから右クリック
同じセルではなく別のセルに曜日を表示させたい場合は、日付をコピーして別のセルに貼り付けてから右クリックしてメニューを開き、「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「表示形式」タブの「分類」から「ユーザー定義」を選択→。「種類」で表示形式だけを入力して「OK」をクリック
「セルの書式設定」ウィンドウが表示されるので、「表示形式」タブの「分類」から「ユーザー定義」を選択します。「種類」で表示形式だけを入力して「OK」をクリックしましょう。表示形式だけにしないと日付が残ってしまうので、必ず表示形式だけ入力するようにします。
別のセルに曜日だけを表示できた
これで、別のセルに曜日だけを表示させることができました。

曜日に色をつける方法

曜日に色を付けるには、条件付き書式に対して「WEEKDAY」関数を組み合わせることで地蔵的に色をつけることができます。WEEKDAY関数は「=WEEKDAY(シリアル値,種類)」で入力します。シリアル値には日付を入力します。種類を1とすると日曜日が1・月曜からそれ以降が2~7となります。

「条件付き書式」→「新しいルール」の順にクリック
色を変更するセルを範囲選択したら、リボンメニューの「書式」から「条件付き書式」→「新しいルール」の順にクリックします。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、「=WEEKDAY($B3)=1」と入力
「新しい書式ルール」ウィンドウが表示されるので、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。画像の例では「=WEEKDAY($B3)=1」で、参照セルが日曜日の場合に色がつくように設定しています。続いて「書式」をクリックします。
「色」でつけたい色を選択して「OK」をクリック
「セルの書式設定」ウィンドウが表示されるので、「色」でつけたい色を選択して「OK」をクリックして設定を完了しましょう。
日曜日が赤色に設定された
これで、日曜日が赤色に設定されました。同様の操作で、他の曜日に色付けをすることもできますよ。

関連記事