ExcelのDGET関数の使い方をご紹介!

ExcelのDGET関数の使い方をご紹介!

Microsoft Excelでは、「DGET関数」という関数を使用することができます。DGET関数を使用することで、データベースのフィールドを検索してコードを抽出可能です。この記事では、Microsoft ExcelのDGET関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのDGET関数とは?
  2. ExcelのDGET関数の使い方

ExcelのDGET関数とは?

Microsoft Excelでは、「DGET関数」という関数を使用することができます。DGET関数とは、データベースもしくはリストの指定されたフィールド(列)を検索して検索条件を満たすレコード(行)の値を抽出することができる関数です。

DGET関数を使用することで、売上票から日付・商品名を指定して売上金の抽出を行う、商品の在庫表から商品の指定を行い在庫数を抽出するといったことが行なえますよ。この記事では、Microsoft ExcelのDGET関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのDGET関数の使い方

DGET関数の数式

それでは、ExcelのDGET関数の使い方を説明していきます。まずは、DGET関数の数式から説明します。DGET関数の数式は「=DGET(データベース,フィールド,検索条件)」となっています。

第1引数の「データベース」でデータベースを構成しているリスト・セル範囲の指定を行います。ちなみに、リストの先頭行には見出しが入力されている必要があります。第2引数の「フィールド」は、データリストの見出しを指しています。最大の数値を抽出する数値が入っている見出しをフィールドの引数として設定します。第3引数の「検索条件」では、条件となる見出しやデータを任意のセルに入力して、そのセルを検索条件の引数に指定します。ここで設定した検索条件で、データを抽出します。

DGET関数の使い方

売上表
それでは、DGET関数を使用してみましょう。この例では画像の左側の表から、売上を出力していきます。
G6セルに「=DGET(B2:E7,E2,G2:G3)」と入力
「フィールド」を売上日が入力されているG3セルに設定して、G6セルに「=DGET(B2:E7,E2,G2:G3)」と入力します。これでデータベースを表に設定して、フィールドで3月1日を指定・検索条件で売上金を指定することで3月1日の売上の抽出を行います。
3月1日の売上を抽出できた
これで、3月1日の売上を抽出して求めることができました。
G6セルに「=DGET(B2:E7,E2,G2:H3)」と入力
また、複数条件で売上を抽出することも可能です。画像の例ではあらかじめ売上日と商品を入力しておき、G6セルに「=DGET(B2:E7,E2,G2:H3)」と入力することで3月1日のスマートフォンの売上を抽出しています。
複数条件を指定できた
このように複数条件を指定することで、3月1日のスマートフォンの売上金を抽出することができました。

DGET関数の注意点ですが、離れているセルの見出しを複数指定したり複数行の範囲選択を行いデータを抽出するといったことはできないということに注意しましょう。


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