Windows10でブルースクリーンが頻発する場合の原因と対処法まとめ!

Windows10でブルースクリーンが頻発する場合の原因と対処法まとめ!

Windows10が強制停止した場合、ブルースクリーンが表示されます。ブルースクリーンには停止コード(stopcode)など、エラーの原因が表示されます。この記事では、Windows10でブルースクリーンが頻発する場合の原因と対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のブルースクリーンとは?
  2. Windows10のブルースクリーンの原因と対処法

Windows10のブルースクリーンとは?

Windowsのパソコンでは、OSに異常が発生した場合にエラーコードの表示された青い画面が出現します。

この青い画面のことを「ブルースクリーン(ブルスク)」と呼ばれています。

ブルースクリーン(ブルスク)

Windows10では、ブルースクリーンは画像のように英語ではなく日本語で表示されるようになったため分かりやすくなりました。

また、QRコードが貼られており、QRコードリーダーを通してヘルプページを閲覧できるようになっているため、ユーザー側で原因が分かりやすくなる配慮もされています。

Windows10でブルースクリーンが発生した場合は一定時間後に再起動が行われますが、再起動しない場合もあります。再起動しない場合は電源ボタンを長押しして強制終了を行うしかありません。

強制終了はパソコンに悪影響を及ぼすため、もしブルスクが頻発して起きる場合は原因を調べて早急に改善を行いましょう。

Windows10のブルースクリーンの原因と対処法

それでは、Windows10のブルースクリーンの原因と対処法をご紹介します。

エラーコードの確認

ブルースクリーンのエラーコード

ブルースクリーン発生時に、文章の一番下に「停止コード(stopcode)」が表示されます。ここにエラーコードが表示され、エラーコードの種類によって原因を特定することができます。

エラーコードは「CRITICAL_PROCESS_DIED」「SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED」など様々なものがあります。

まずは下記リンク先のMicrosoftのトラブルシューティングを参考にしてみましょう。

ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング

上記のトラブルシューティングを行いある程度原因を絞り込めたら、対処を行いましょう。下記に対処法を列挙します。

ドライバ・アプリケーションを更新するorアンインストールする

下部の「失敗した内容」

停止コードの下部に「失敗した内容」として「〇〇.sys」など、ブルスクの原因となったファイルがログとして表示されます。

このファイル名を検索サイトなどで調べてみましょう。

ほとんどの場合はドライバやアプリケーションが関わっているので、検索してどのドライバ・アプリケーションなのか原因を特定しましょう。

特定が完了したら早速更新を行いましょう。

アプリケーションの場合は最新バージョンをインストールするか、ブルスクが発生する前のバージョンをインストールしましょう。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを開き「コントロールパネル」をクリック
ドライバを更新するには、デバイスマネージャーを開く必要があります。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを開き「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されたら「ハードウェアとサウンド」をクリック
コントロールパネルが表示されたら「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
ハードウェアとサウンドメニューが表示されたら「デバイスマネージャー」をクリック
ハードウェアとサウンドメニューが表示されたら「デバイスマネージャー」をクリックしましょう。
デバイスマネージャーが開いたら原因のデバイスを右クリックして、メニューの「ドライバーの更新」をクリック
デバイスマネージャーが開いたら原因のデバイスを右クリックして、メニューの「ドライバーの更新」をクリックしましょう。
ドライバの検索方法を尋ねられるので「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリック
ドライバの検索方法を尋ねられるので「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックすると、インターネット上からドライバを検索して自動インストールしてくれます。
デバイスマネージャーで原因のデバイスを右クリックして、メニューの「デバイスのアンインストール」をクリック
もしドライバのアップデートが見つからなかった場合は、ドライバをアンインストールしましょう。デバイスマネージャーで原因のデバイスを右クリックして、メニューの「デバイスのアンインストール」をクリックすることでドライバをアンインストールできます。

セーフモードで起動してみる

問題のドライバやアプリケーションをアンインストールできない場合は、セーフモードで起動して削除を行いましょう。

スタートメニューで「電源」をクリックし、電源メニューでShiftキーを押しながら再起動ボタンをクリック
スタートメニューで「電源」をクリックし、電源メニューでShiftキーを押しながら再起動ボタンをクリックしましょう。

オプションの選択画面が表示されるので「トラブルシューティング」をクリックします。
トラブルシューティング画面が表示されたら「詳細オプション」をクリック
トラブルシューティング画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックしましょう。
詳細オプションメニューでは「スタートアップ設定」をクリック
詳細オプションメニューでは「スタートアップ設定」をクリックします。
スタートアップ設定が表示されたら「再起動」ボタンをクリック
スタートアップ設定が表示されたら「再起動」ボタンをクリックしましょう。
再起動後に再びスタートアップ設定が表示されます。セーフモードでの起動は項目4~6になるので「数字キーの4~6」か「F4~F6キー」を押してセーフモードを起動
再起動後に再びスタートアップ設定が表示されます。セーフモードでの起動は項目4~6になるので「数字キーの4~6」か「F4~F6キー」を押してセーフモードを起動しましょう。

セーフモードが起動したら、問題のドライバやアプリケーションを削除しましょう。
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機器に問題がある場合

パソコンに接続している機器や内部のパーツが原因でブルースクリーンが発生する場合、機器のドライバに問題があるのか機器自体に問題があるのか確認してみましょう。

上記のドライバの更新を試してもブルースクリーンが起きる場合は、機器を取り外してパソコンを起動してみてブルースクリーンが発生するかどうか確認してみて、ブルースクリーンが発生しないのであれば原因の機器を別の物に交換しましょう。

機器に異常がなくても、接続に問題があったり電源供給が足りていない場合もあります。そういった場合はパソコンの機器の接続状況を見直してみましょう。

Windows Updateを最新の状態にする

OSに問題がある場合は、Windows UpdateでOSをアップデートすることにより解決することが可能です。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」ボタンをクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」ボタンをクリックしましょう。
Windowsの設定ウィンドウが表示されたら「更新とセキュリティ」をクリック
Windowsの設定ウィンドウが表示されたら「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
設定画面が表示されるので、左側メニューの「Windows Update」をクリックしてWindows Updateメニューを開き「更新プログラムのチェック」ボタンをクリック
設定画面が表示されるので、左側メニューの「Windows Update」をクリックしてWindows Updateメニューを開き「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックしましょう。

更新がある場合はダウンロードとインストールが行われます。

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