BMPファイルとは
BMPファイル(ビットマップファイル)とはpngやjpegと同じ画像形式のファイルのことをいいます。
まずはbmp形式とはとは具体的にどのような画像形式なのか見ていきましょう。
拡張子が.bmpのファイル
BMPファイルには必ず「.bmp」という拡張子が付けられます。
そのため、「.bmp」がつくファイルは画像ファイルであるというのが一般的であり、Windows10のフォトアプリはもちろんのこと、画像ファイルを扱えるソフトウェアであればほとんど開くことができます。
圧縮されていない画像ファイル
bmp形式の画像ファイルは一切圧縮されておらず、圧縮前の原本となる画像とも言える形式です。
そのため、ファイルサイズは他の画像形式と比べると非常に大きくなる特徴があります。
プログラムでもっとも扱いやすい
画像データが圧縮されておらず、ピクセル情報が生の値で保存されているため、OSやソフトウェアなどのプログラムにとって最も扱いやすい形式となっています。そのため、BMPファイルを扱うことができないOSは全くないと言ってもいいほどであり、非常に扱いやすくなっています。
BMPファイルとjpegやpngなど画像ファイル形式との違い
一般的な画像形式と言うとpngやjpegです。次はこれらの普通の画像ファイルとの違いについて紹介していきます。
jpegやpngは圧縮されている
BMPファイルは全く圧縮されていないことに対してjpegやpng形式の画像は圧縮されています。そのため、bmp形式と比べると非常にファイルサイズが小さく、容量を圧迫しないという特徴があります。
pngやjpegは圧縮の際に劣化している可能性がある
pngやjpeg形式は画像を圧縮しているため、いくらか画像の品質が落ちている可能性があります。
しかし、BMPファイルは未圧縮であるため、一切の劣化がなく最もきれいな状態で保存できる形式と言えます。
Webでの使用に向いていない
BMPファイルは画像ファイルが非常に大きいため、ブログやホームページなどのWebサイトで使用することには向いていません。
Webで使用する際はbmp形式の画像をjpegやpngに変換・圧縮して使用することが一般的です。