プリンターの目詰まりの解消法と目詰まり防止メンテナンス方法を紹介

プリンターの目詰まりの解消法と目詰まり防止メンテナンス方法を紹介

プリンターのインクの成分が固まり目詰まりを起こした時に、プリンターヘッド洗浄液がなくても解消することは可能です。この記事では、プリンターのインク成分が固まった時にプリンターヘッド洗浄液以外の目詰まりの解消法と目詰まり防止メンテナンス方法を紹介しています。


目次[非表示]

  1. プリンターの目詰まりとは?
  2. プリンターの目詰まりの解消法
  3. プリンターの目詰まりを予防するメンテナンス方法
  4. まとめ

プリンターの目詰まりとは?

自宅にあるプリンターをしばらく印刷を行わない状態である日印刷しようとしたら、何故か印刷できない・黒だけ出ない・特定の色が出ないなど実際の色が印刷されない・謎の線が入るといった症状が起きたことはないでしょうか。これは、プリンターの目詰まりによって起こる症状です。

プリンターの目詰まりとは、プリンターのプリントヘッドにインクや埃が原因となって詰まってしまうことを指します。

例えばボールペンは、ペン先のボールを回転させてインクを付着させることで書くことのできる文房具ですが、しばらく使わないとボールに付着したインクの水分が飛んで固まってしまい、書けなくなってしまいます。

プリンターの場合はプリントヘッドがボールペンのボールの役割を持っており、プリンターをしばらく使わないでいるとインクの水分が飛んでしまって固くなったり、埃が詰まって目詰まりを起こしてしまいます。

最初に紹介した印刷できない・特定の色が出ないといった症状以外にも、文字がかすれている・印刷物の画像の色がおかしい場合には目詰まりを起こしている可能性が考えられます。

この記事では、プリンターの目詰まりの対処法と、目詰まりを起こさないように予防する方法をご紹介していきます。

プリンターの目詰まりの解消法

それでは、プリンターの目詰まりの修理方法・対処方法を説明していきます。

カートリッジを交換してみる(一体型の場合)

プリンターのインクカートリッジには、プリントヘッドがインクカートリッジと一体化している一体型カートリッジと、プリンター本体にプリントヘッドがある独立型カートリッジの2種類が存在しています。

一体型カートリッジの場合はプリントヘッドがカートリッジに付いているため、目詰まりを起こしてしまったら新しくカートリッジを買うことですぐに症状改善させることが可能ですよ。

独立型カートリッジの場合、プリントヘッドがプリンター本体に付いている場合は取り外すことができないのでカートリッジを交換するだけでは改善できない点に注意しましょう。

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ヘッドクリーニングを行う

プリンターがインク詰まりを起こしてしまった場合、まずはヘッドクリーニングを行ってみましょう。

ヘッドクリーニングはほとんどのプリンターの機能で行うことが可能で、カートリッジ内のインクを多くノズルに流すことによって固まっているインクを溶かし押し出します。

これで目詰まりを解消することができますが、ヘッドクリーニングはインクを通常よりも強い圧力でノズルに流すため、ヘッドクリーニングを行ったけど直らないから再度ヘッドクリーニング…といったように何度もヘッドクリーニングを行おうとするとプリントヘッドが壊れてしまう可能性があります。十分注意しましょう。

インクを取り外して時間を置く

プリンターからインクカートリッジを外して、プリンターの電源をオフにしてコンセントを抜きましょう。

そして、インクカートリッジを振ってからセットしなおして数十分程度放置します。その後、ヘッドクリーニングしてから印刷を行うことで目詰まりしていたインクが馴染んで目詰まりが解消される可能性があります。

洗浄カートリッジを使う

プリンターの目詰まりを防ぐメンテナンス用品として、「洗浄カートリッジ」というものが販売されています。

通常のインクカートリッジの代わりに装着してプリンターを動作させることで、プリントヘッドを綺麗にして目詰まりを解消してくれますよ。目詰まりの兆候があったら、使用してみましょう。

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洗浄液を使ってプリントヘッドを洗浄する

プリントヘッドがプリンター本体から取り外せる機種の場合は、プリントヘッド洗浄液(プリンターヘッド洗浄液)を使ってプリントヘッドを洗うことができます。洗浄液を入れた容器内に基盤が浸からないようにプリントヘッドを入れ、カートリッジの差込口にも注射などで洗浄液を流し入れます。その状態で2時間以上放置して、プリントヘッドを乾かせば目詰まりが解消されます。

プリントヘッド洗浄液もメーカーごとに使えるものが異なるので、購入する場合は使っているプリンターのメーカーに対応しているか確かめましょう。

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プリントヘッドを洗う

洗浄液を買う時間も惜しい!という場合は、インクカートリッジを取り外してノズルチェックを行い、ティッシュや汚れてもいいタオルなどにお湯を吸わせてノズルに押し当てて、詰まったインクを溶かしてみましょう。しばらく当てた後にドライヤーなどで乾燥させてから、ヘッドクリーニングを行うことで目詰まりを解消できる可能性があります。

濡れたままの状態でヘッドクリーニングや印刷を行うと、プリンターが故障してしまう可能性があるので絶対に乾燥させてから行うようにしましょう。

プリンターを買い替える

対処法を行ってもプリンターの目詰まりが解消されない場合、寿命である可能性もあります。その場合は買い替えも考慮する必要があります。

メーカー修理に出して判断するか、直接新しいプリンターを購入しましょう。

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プリンターの目詰まりを予防するメンテナンス方法

定期的にプリンターを起動する

プリンターを使わないという時でも、1週間に1回・1か月に1回ぐらいのペースでプリンターの電源を入れることでプリントヘッドがクリーニングされるので、インクの乾燥を防ぐことができますよ。

また、インクは消費してしまいますが印刷を行うことで更に乾燥予防となります。余裕があれば印刷を行っておきましょう。

プリントヘッドが移動し終えてから電源を切る

印刷が終わったからと言ってプリントヘッドが初期位置に戻る前に電源を切ってしまうのはNGです。

プリントヘッドが所定の位置に収まらないとインクが乾燥してしまう原因となってしまうので、印刷が終わってもプリントヘッドが所定位置に移動し終えるまではプリンターの電源を切らないようにしましょう。

埃が入らないように気を付ける

プリントヘッドに埃が付着してしまうと、インクが固まりやすくなってしまいます。埃がプリンター内に入ってしまわないように、プリンターを使い終わったらトレイをしっかり閉じる・長い間使わないならカバーをかけるように心がけましょう。

インクカートリッジのメーカーは固定して使う

インクカートリッジを販売しているメーカーは多数存在していますが、特に理由がない限り同じメーカーのインクカートリッジを使い続けるようにしましょう。

インクカートリッジのインクの顔料・成分はメーカーごとに異なるので、メーカーを気にせずにインクカートリッジを交換して使っていると成分変化を起こして目詰まりの原因となってしまう可能性があります。同じメーカーのものを使い続けることは、予防として大切です。

同じインクカートリッジを長い間使わない

インクカートリッジはたとえ使い切らなくても、かなりの使用期間になってしまったら交換することを心がけましょう。カートリッジ内の顔料インクの成分が変質してしまって目詰まりを起こす原因になってしまうことがあります。

まとめ

プリンターの目詰まりの解消法と目詰まり防止メンテナンス方法を紹介、いかがでしたでしょうか。

プリンターをしばらく使っていないと、インクが乾いてしまったり埃が混入したりして目詰まりを起こしてしまうことがあります。プリンターが目詰まりを起こしてしまった場合は記事内で紹介している対処法を行うことで目詰まりが解消され、再び正常な印刷が行えるようになりますよ。

また、目詰まりを起こさないように予防するのも大切です。定期的にプリンターの電源を入れる・埃が入らないようにトレイを閉じるなどの予防を行っておきましょう。


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