TAP-Windowsとは?
Windows10のパソコンを使っていて、気づかない間に「TAP-Windows」というソフトウェアがインストールされていて不安になってしまった経験はありませんか?何のソフトウェアなのか分からず、困ってしまいますよね。
TAP-Windowsとは、OpenVPNという仮想ネットワークを構築することのできるオープンソースソフトウェアに付属する仮想ネットワークドライバです。単体では特に危険なものではないのでご安心ください。
TAP-Windowsは削除して大丈夫?
上記で説明している通り、TAP-Windowsは仮想ネットワークドライバです。もしTAP-Windowsを使用していないのであれば、削除してもなんの問題もないでしょう。
TAP-Windowsを削除するには、Windowsキー+Xキーでアドバンスドメニューを開いて「デバイスマネージャー」をクリックします。デバイスマネージャーウィンドウが開いたら、「ネットワークアダプター」一覧を展開して「TAP-Windows Adapter V9」を右クリックして「デバイスのアンインストール」をクリックしてアンインストールしましょう。
もし今後改めてTAP-Windowsが必要になったという場合は、OpenVPNを導入することでTAP-Windowsも再度導入することが可能なのでご安心ください。
勝手にTAP-Windowsがインストールされていた場合はどうする?
希有なケースだと思いますが、TAP-Windowsが勝手にインストールされていた、というユーザーの方もいらっしゃるかと思います。この場合ですが、自分以外の人がパソコンを使っているか、自分しかパソコンを使っていないかどうかで判断します。
まずは、自分以外の人がパソコンを使ったかどうかの確認です。もし家族など他の人がパソコンを使っている場合、OpenVPNをインストールしたために一緒にTAP-Windowsがインストールされているというケースの場合は、TAP-Windowsをアンインストールしてしまうと他の人が困ってしまうためアンインストールはしないようにしましょう。
もし自分以外の人がパソコンを使っておらず、自分でOpenVPNをインストールしたことがない場合は注意が必要です。勝手に仮想ネットワーク環境を構築されてしまっているということもあります。すぐにパソコンからLANケーブルを外す・Wifi接続をオフにするなどパソコンのインターネット接続をすべてオフにして、パソコンをウイルススキャンにかけましょう。その後、TAP-Windowsをアンインストールしましょう。また、前述の通りOpenVPNなどのVPN環境構築ソフトウェアがインストールされている可能性も高いので、確認してインストールされているようであればアンインストールしましょう。