Windows10でUSBメモリの書き込み禁止を解除する方法!

Windows10でUSBメモリの書き込み禁止を解除する方法!

Windows10のパソコンにUSBメモリを接続したのに、書き込み禁止とエラーメッセージが表示されてデータの読み書きができなくなったことはありませんか?この記事では、Windows10でUSBメモリの書き込み禁止を解除する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. USBメモリが書き込み禁止になっている
  2. USBメモリの書き込み禁止は解除出来る?
  3. USBメモリの書き込み禁止を解除する方法

USBメモリが書き込み禁止になっている

「ディスクは書き込み禁止になっています。」のエラーメッセージの画面
USBメモリにファイルをコピーしようとした時やフォーマットしようとした時に、「ディスクは書き込み禁止になっています。」とエラーメッセージが表示されて操作できなかったという経験はありませんか?

データの移動や保存を行うためのUSBメモリが書き込み禁止になっていると、せっかくのUSBメモリを活用できなくなってしまいますよね。この記事では、Windows10でUSBメモリの書き込み禁止を解除する方法をご紹介していきます。

USBメモリの書き込み禁止は解除出来る?

最初に注意すべき点ですが、USBメモリの書き込み禁止はすべてのUSBメモリに対してできるわけではありません。パスワードロックによる書き込み禁止が行われている場合は、パスワードがわからないと書き込み禁止を解除することはできません。

また、プログラムをインストールするために使う読み取り専用のUSBメモリは書き込み禁止を解除を行うことはできません。当記事で書き込み禁止を解除するのは、あくまで通常のUSBメモリとなります。

USBメモリの書き込み禁止を解除する方法

書き込み禁止スイッチを解除する

USBメモリの中には、USBメモリ本体に書き込み禁止スイッチが付いているものもあります。書き込み禁止スイッチがオンになっている場合は、スイッチをオフにすることで書き込み禁止を解除することができますよ。

USBメモリの読み取り属性を消去する

Diskpartを起動し「Ctrlキー+Rキー」の同時押し→「diskpart」と入力して「OK」ボタンをクリック
Diskpartを起動して、USBメモリの読み取り属性を消去して書き込み禁止を解除してみましょう。まずは「Ctrlキー+Rキー」の同時押しでファイル名を指定して実行を呼び出し、「diskpart」と入力して「OK」ボタンをクリックしましょう。
パソコンに接続しているストレージの一覧の表示画面
Diskpartが起動したら、「list disk」コマンドを入力してEnterキーを押すと、パソコンに接続しているストレージの一覧がディスクとして表示されます。これでUSBメモリのディスクがどれなのかを確認しましょう。続いて「select disk (数字)」コマンドを入力してEnterキーを押し、USBメモリを選択します。画像ではディスク2がUSBメモリなので「select disk 2」と入力しています。USBメモリを選択したら「attributes disk clear readonly」コマンドを入力して、USBメモリに付与されている読み取り属性を消去します。

「ディスクの属性が正しく消去されました。」と表示されれば、USBメモリの書き込み禁止を解除できていますよ。

レジストリからUSBメモリの書き込み禁止を解除する

レジストリを編集して、USBメモリの書き込み禁止を解除することも可能です。ただしレジストリをいじるのは十分注意する必要があります。編集する前にレジストリのバックアップを取っておきましょう。

「Ctrlキー+Rキー」の同時押し→「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリック
「Ctrlキー+Rキー」の同時押しでファイル名を指定して実行を呼び出し、「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリックしましょう。
レジストリエディター
レジストリエディターが起動したら、「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control」を開きましょう。「Control」フォルダを右クリックしてメニューの「新規」→「キー」をクリックして、作成されたキーに「StorageDevicePolicies」と名前を付けて保存しましょう。
StorageDevicePolicies内で右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリック→値を作成し、名前を「WriteProtect」(ライトプロテクト)と付けて保存
続いて、StorageDevicePolicies内で右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックして値を作成し、名前を「WriteProtect」(ライトプロテクト)と付けて保存しましょう。
作成したWriteProtectをクリックし「値のデータ」を「0」にする
作成したWriteProtectをクリックして開き、「値のデータ」を「0」にしましょう。これでUSBメモリの書き込み禁止が解除されますよ。

※値のデータを1にしてしまうと書き込み禁止になってしまうため、注意しましょう。


関連記事