Slackを利用するメリットとは?LINEやChatworkとの違いを解説!

Slackを利用するメリットとは?LINEやChatworkとの違いを解説!

テレワークの普及にあたってビジネスチャットツールを使うメリットが高まっています。そんなビジネスチャットツールの中でも有名なSlack。今回はSlackのメリット・ChatworkやLINEなど他のチャットツールとの違いを解説します。


目次[非表示]

  1. Slackを利用するメリットとは?
  2. Slackと他のチャットツールとの違い
  3. まとめ

Slackを利用するメリットとは?

Slackを利用するメリットはたくさんあります。他のチャットツールにはないSlackだからこその特徴・メリットもあるので、それぞれ見ていきましょう。

ビジネス用に設計されている

SlackはLINEなどの日常生活で便利なチャットツールではなく、ビジネス用に特化したチャットツールです。

部署ごとにチャンネル(チャットスペース)の作成やファイルの共有、過去のメッセージをカンタンに検索できる機能など、数多く搭載されています。

また、Slackはワークスペース(グループ)ごとにURLが発行されますが、ワークスペースはURLを知っている人しか見つけ出すことができない・参加できない仕様になっています。

部外者に勝手に参加されてしまうこともなく、安心して利用できるよう設計されています。

チャンネルを複数作成できる

ひとつのグループ(ワークスペース)内で複数のチャンネルを作成することが可能です。

初めは何も制限されていない一般もしくはgeneralチャンネルのみありますが、このチャンネルとは別のチャンネルを作成することで、雑談用チャンネル・ミーティング時に使用するチャンネル(議事録用など)など目的ごとにチャンネルを分けることができます。

チャンネルを分けることで、あとでチャンネルを見た人でもどこに何の情報があるとか分かりやすくなり、管理しやすくなるためおすすめです。

デザインをカスタマイズできる

チャットツールの中では珍しく、Slackそのもののデザイン・見た目を変更することができます。

デザインの選択画面
目に優しいダークモードや雰囲気が大きく変わるカラーパターンなど、様々なカラーデザインが用意されています。

外部ツール・サービスとの連携が容易

Slackの一番のメリットとして、外部ツールサービスとの連携が非常に簡単ということです。

Slackのワークスペースを作成した直後はただのチャットツールに過ぎないですが、Google DriveやZoom・Githubなどの様々なサービスと連携することで、非常に使いやすいチャットツールへと進化します。

Slackを無料プランで利用している場合は、一つのワークスペースに導入できるツール・サービスは10個までですが、10個以上導入しなければならないことは滅多に無いため、無料プランでも十分使っていける制限となっています。

例1:Zoom

連携可能なサービスの中にZoomも用意されています。SlackとZoomを連携させることで以下のことが出来るようになります。

  • Slack上で複数人でもオンライン会議・通話
  • Zoomに残した予定・スケジュールをSlackで通知
  • Zoomのインストールが不要
  • Zoomの会議内容を録画したものをSlackで共有できる
Slackにもオンライン通話機能が用意されていますが、Slackの場合は無料版では1対1でしか通話できず、最大でも15人しか同時に通話に参加できません。

Zoomであれば無料でも100人同時に接続して通話に参加することができます。

例2:Googleカレンダー

Googleカレンダーでは、URLさえ共有してもらえれば誰でも閲覧できる共有カレンダーという機能があります。

SlackとGoogleカレンダーを連携することで、この共有カレンダーに記載されている予定をSlackで通知させることができます。

そのため、Slackのグループ(ワークスペース)に参加しているメンバーのスケジュールはGoogleカレンダーで管理し、必要に応じてSlackで通知させるということが可能です。

Googleカレンダーの予定をSlackに通知する方法を紹介!

チャットツール・Slackでは、Googleカレンダーアプリが用意されています。アプリを使用すると、Googleカレンダーの予定をSlackに通知させることができますよ。この記事では、Googleカレンダーの予定をSlackに通知する方法をご紹介しています。

Thumb

Slackと他のチャットツールとの違い

Slack以外にもチャットツールはたくさんありますが、Slackと他のチャットツールとの違いについて簡単に見ていきましょう。

料金プラン

 

サービス名 料金プラン
Slack Free:0円
Standard:850円/月
Plus:1600円/月
Enterprise:個別のお見積り
Chatwork フリー:0円
パーソナル:400円/月
ビジネス:500円/月
エンタープライズ:800円/月
Microsoft Teams Microsoft 365 Business
Basic:540円/月
Microsoft 365 Business
Standard:1360円/月
Office 365 E3:2170円/月
LINE WORKS フリー:0円
ライト:300円/月
ベーシック:500円/月
プレミアム:1000円/月

有料プランの料金だけを見るとLINE WORKSの有料プランが一番安いですが、連携機能が乏しく、Slackと比べてカスタマイズ性が低いため、大規模なビジネスチャットツールとして利用する場合はSlackが最適でしょう。

Slackは無料(Freeプラン)の時点でかなり優秀でカスタマイズでき、有料プランが必要な場面が少ないこともSlackの利点の一つです。

カスタマイズ性が高い

LINEやChatwork・Microsoft Teamsなどほかのビジネスチャットツールと比較して圧倒的にカスタマイズ性が高いです。

連携可能なサービスが多いのはもちろんのこと、Slackそのもののデザインをカスタマイズすることも出来るため、Slackを使いこなせるようになれば効率的に仕事のやり取りが出来るチャットツールへと進化するでしょう。

ワークスペースを作成した直後は、ただのチャットツールに過ぎないですが、ZoomやGoogleカレンダー・Googleドライブなどのサービスを組み合わせれば最高のチャットツールとして使えるようになります。

管理者ならあらゆるチャンネルを管理できる

Slackワークスペースの管理者権限を持つ方は、自身が作成していない・参加していない・招待を受けていないチャンネルも管理することができます。

非管理者からするとチャンネルによってはプライベートなメッセージを勝手に覗かれることになるので、プライバシーの侵害につながるかもと思うかもしれませんが、万が一そのようなチャンネルが悪用されて情報漏洩・リークにつながれば大変です。

Slackはもともとビジネス用に作られたチャットサービスですので、そのようなリスクを抑えるためにもSlackのワークスペース管理者に限り、同じワークスペース内のすべてのチャンネルのメッセージにアクセスできるようになっています。

チャンネル作成数に制限がない

Slackは無料プランの場合でも作成できるチャンネル数に制限はありません。無制限にチャンネルを作成できるため、管理者が管理できる範囲内であればいくらでも作成できます。

例えばChatworkだと無料プランでは14個しかグループを作成・参加できず、それ以上のグループが必要な場合はアカウントごとに有料プランに加入する必要があります。

まとめ

Slackはビジネス用チャットツールとして開発・リリースされたこともあり、仕事用に使いやすい・カスタマイズしやすい仕様になっています。

グループ通話機能こそ貧弱で仕事用として使うにはかなり難しいですが、Zoomと連携すれば解決する話です。非常に便利なチャットツールですので、まだSlackを利用したことがない・検討しているという方は一度使ってみると良いでしょう。


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