Windows10のRENコマンドの使い方を紹介!ファイル名を一括変更しよう

Windows10のRENコマンドの使い方を紹介!ファイル名を一括変更しよう

Windows10のパソコンでファイル名の変更を行う際に便利なコマンドが「REN」です。RENコマンドを使うことで、ファイル名や拡張子を一括変換することができますよ。この記事では、Windows10のRENコマンドの使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のRENコマンドとは?
  2. Windows10のRENコマンドの使い方

Windows10のRENコマンドとは?

Windows10のパソコンで、ファイル名を変更するにはエクスプローラーから「名前の変更」を行いますよね。この名前の変更ですが、コマンドプロンプトからRENコマンドを使うことでもリネームを行うことができますよ。

RENコマンドでファイル名を変更する利点ですが、拡張子やファイル名の一括リネームの際に便利になります。エクスプローラーで一括リネームを行うと「リネームしたファイル(1).jpg」のように、括弧付きの数字で連番になってしまいます。ですのでRENコマンドのほうが自由なリネームが行いやすいわけですね。この記事では、Windows10のRENコマンドの使い方をご紹介していきます。

Windows10のRENコマンドの使い方

ファイル名を変更する

「コマンドプロンプト」をクリック
それでは、Windows10のRENコマンドの使い方を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
コマンドプロンプト
コマンドプロンプトが起動したら、RENコマンドを使用してファイル名の変更を行います。基本の構文は下記の通りとなります。なお、renコマンドはリネームの略称なので、「rename」でもコマンドを受け付けています。
ren [ドライブ:][パス]変更するファイル名 変更後のファイル名

Dドライブの「photo」フォルダ内にある「dachshund.jpg」ファイルを「inu.jpg」に変更するには、下記の通りになります。

ren D:\photo\dachshund.jpg inu.jpg
ファイル
これで、ファイル名が変更されました。

フォルダ内のファイルを一括リネームする場合、renコマンドでは特定の単語を別の単語に差し替えることができます。

ren [ドライブ:][パス]変更したい単語* 差し替え後の単語*

ファイル名が「A_001」のような形で連番になっている場合に、「A」を「B」に変えたいというケースもありますよね。その場合は変更したい単語にAを、差し替え後の単語にBを指定すればOKです。

ファイルの拡張子を変換する

ファイルの拡張子の変更も、renコマンドから行うことができます。拡張子を変更するコマンドは以下の通りで、ワイルドカードを使うことで変換することができます。

ren [ドライブ:][パス]ファイル名.jpg *.png

フォルダ内のファイルの拡張子を一括変換したい場合は、下記のコマンドで変換することができます。

ren [ドライブ:][パス]*.jpg *.png

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