コマンドプロンプトでファイルを探す方法を紹介!

コマンドプロンプトでファイルを探す方法を紹介!

Windowsのパソコンでは、エクスプローラーウィンドウからファイルを検索する以外にも、コマンドプロンプトでコマンドを使いファイルを検索することができることをご存知でしょうか?この記事では、コマンドプロンプトでファイルを探す方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. コマンドプロンプトでファイルを探したい
  2. コマンドプロンプトでファイルを探す方法

コマンドプロンプトでファイルを探したい

コマンドプロンプト
Windowsのコマンドプロンプトを用いて、ファイル検索を行いたいと思ったことはありませんか?エクスプローラーでファイル検索を行うと、細かい検索条件が指定できなかったりインデックスが作成されていないフォルダの検索が遅いなど、多少なりとも欠点が目立ちますよね。

そこで、コマンドプロンプトを用いてファイル検索を行ってみることをおすすめします。コマンドプロンプトなら、ただファイルを検索するだけでなくワイルドカードを使用したり、パスを複数指定して検索する・特定のパターンを利用して検索するなどのファイル検索ができますよ。この記事では、コマンドプロンプトでファイルを探す方法をご紹介していきます。

コマンドプロンプトでファイルを探す方法

指定したファイル名を検索して探す方法

コマンドプロンプトの「where」コマンド
それでは、コマンドプロンプトでファイルを探す方法を説明します。まずは一番シンプルな、ファイル名を指定して検索する方法です。「where」コマンドの後に半角スペースを入れてから、探したいファイル名を入力してEnterキーを押しましょう。すると該当するファイルが検索結果に表示されますよ。
where [ファイル名]

また、「where *.jpg」のようにワイルドカードの後に拡張子を入力して検索することで、該当する拡張子のファイルが表示されますよ。

where *[拡張子]

パスを指定してファイルを検索する方法

whereコマンドではカレントフォルダのみが検索対象となっていますが、「/r」オプションでパスを指定して検索することも可能です。下記の通りにコマンドを入力すれば、Dドライブのworkフォルダにあるpngファイルを検索します。

where /r d:\work *.png

また、「/t」オプションを使用することで、検索結果にファイルサイズと最終変更日付を表示させることができますよ。「/f」コマンドを用いれば、パス全体がダブルクォーテーションで囲まれます。パス名にスペースが付いている場合などにパスが引用符で囲まれて表示されるようになるため、地味ではありますが便利ですよ。

where /t /r d:\work /f *.png

パターンを利用して検索パスの複数指定を行う方法

また、特定の検索パスパターンを指定してファイルを検索することも可能です。検索パスのパターンは「$<変数名>:<検索対象>」・「<パス名>:<検索対象>」を指定することができます。「$<変数名>:<検索対象>」は指定した環境変数に含まれるパスから検索対象のファイルを検索します。「<パス名>:<検索対象>」は、「<パス>;<パス>;<パス>;<パス>:<検索対象>」のように複数のパスを「;(セミコロン)」で区切ることで複数のパスと検索対象のファイルを指定することができます。

where $path:mspaint
where "d:\picture;d:\camera:*.jpg"

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