Excelのゴールシークとは?使い方を紹介!

Excelのゴールシークとは?使い方を紹介!

Microsoft Excelに搭載されている、「ゴールシーク」機能をご存知でしょうか?特定の目標がある場合に、どうやればその目標に到達できるのかを逆算して割り出すことのできる便利な機能ですよ。この記事では、Excelのゴールシークの使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelのゴールシークとは?
  2. Excelのゴールシークの使い方

Excelのゴールシークとは?

Microsoft Excelに搭載されている、「ゴールシーク」機能をご存知でしょうか?「ゴールシーク」クとは、目的の結果を達成するのに必要な数値を逆算して計算して反映させることができる機能です。

特定の目標がある場合に、どうやればその目標に到達できるのかを逆算して割り出すことのできる便利な機能ですよ。この記事では、Excelのゴールシークの使い方をご紹介していきます。

Excelのゴールシークの使い方

B2セルに毎月貯金する額の「20000」・C2セルに12ヶ月の「12」・D2セルに「=B2*C2」と入力
それでは、Excelのゴールシークの使い方を説明していきます。画像の例では、12ヶ月間・毎月2万円ずつ貯金した場合に1年でいくらほど貯まるのかを計算しています。B2セルに毎月貯金する額の「20000」・C2セルに12ヶ月の「12」・D2セルに「=B2*C2」と入力して、12ヶ月間貯金した場合のトータルの貯金額を出力しています。12ヶ月間のトータルで、24万円貯金することができると分かりました。

上記の例で満足できず、貯金が12ヶ月で24万円だと少ないと感じることもありますよね。もしここから12ヶ月で40万円貯めるにはどうすればいいのか?というケースで、ゴールシークを活用してみましょう。

「What-If分析」をクリック→「ゴールシーク」をクリック
ウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「予測」項目の「What-If分析」をクリックして表示されるメニューの「ゴールシーク」をクリックしましょう。
「ゴールシーク」のダイアログボックスにそれぞれ入力し「OK」をクリック
「ゴールシーク」のダイアログボックスが表示されるので、「数式入力セル」に目標値を表示させたいセル・「目標値」に設定する値を・「変化させるセル」に目標値に到達するために必要な値を変化させるセルを選択します。画像の例では、数式入力セルを「$D$2」に・「目標値」を「400000」に・「変化させるセル」を「$B$2」に指定しています。

このように、年間の貯金額を40万円に指定することで1月あたりどれだけ貯金すればいいのかを逆算して計算することができるので便利ですね。入力が完了したら、「OK」をクリックしましょう。

「OK」をクリック
これで、ゴールシークによる計算が行われます。「セル~の収束値を探索しています。解答が見つかりました。」と表示され、12ヶ月でのトータルの貯金額を40万円に設定した場合はひと月あたり約33333円貯金することで40万の貯金を達成できると判明しました。あとは「OK」をクリックすれば、計算結果がセルに反映されますよ。

以上が、Excelのゴールシークの使い方の説明となります。目標は決まっているけど、そこまでのプロセスを割り出したい・・・というシーンで、このゴールシークが活躍しますよ。ぜひゴールシークを使用してみてくださいね。


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