ExcelやWordでメモリの割り当てを増やすことはできる?

ExcelやWordでメモリの割り当てを増やすことはできる?

Microsoft ExcelやWordを使用していて、メモリ不足による動作の重さを感じてしまうケースもあるかと思います。この記事では、ExcelやWordでメモリの割り当てを増やすことはできるのか・快適に動作させる方法についてご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. ExcelやWordでメモリの割り当てを増やすことはできる?

ExcelやWordでメモリの割り当てを増やすことはできる?

Microsoft ExcelWordの動作が重いため、メモリの割り当てを増やして動作を軽くしたいと思ったことはありませんか?基本的に、アプリケーションはメモリがあればあるだけ使っていく仕様となっているためメモリを個別に割り当てるのではなく、パソコンにどれだけメモリの容量があるのかが重要になってきます。

「実装RAM」を確認
パソコンにどれだけメモリが搭載されているのかは、設定から確認することができます。まずはデスクトップ画面下部のタスクバーからスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。左側メニューの「システム」をクリックして右ペインに表示される項目一覧から「バージョン情報」をクリックして表示される仕様の「実装RAM」が、メモリの搭載容量となります。

上記の例ではメモリが16GBあるためメモリ不足によってExcel・Wordが重い状態になることはそうそうありませんが、企業のPCでメモリ容量が8GBなど少ない場合はメモリ不足によって重い状態になってしまうことも珍しくありません。この場合は、できる限り他のアプリケーションを終了してメモリ容量を節約しましょう。

batファイルアイコン
メモリにゴミが溜まってしまっている場合は、メモリ解放を手動で行いましょう。下記リンク先の記事にてメモリ解放を行う方法をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順を紹介!

Windows11のパソコンを使用していて、メモリ解放をしたいというシーンは少なくないですよね。メモリ解放を行うツールを導入して、簡単にメモリ解放してみましょう。この記事では、Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順をご紹介していきます。

Thumb
「タスクマネージャーでシステムリソースの使用状況を表示」をクリック
メモリの容量を節約・解放する以外にも、プロセルの優先度を高くして快適に動作させるといった方法があります。優先度の設定を変更するには、タスクマネージャーを起動しましょう。デスクトップ画面下部のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「タスクマネージャー」と入力して検索結果に表示される「タスクマネージャーでシステムリソースの使用状況を表示」をクリックしましょう。
「詳細」→「EXCEL.EXE」か「WINWORD.EXE」を選択して右クリックメニュー「優先度の設定」のサブメニューから「通常以上」・「高」・「リアルタイム」のいずれかを選択
タスクマネージャーが起動するので、ウィンドウ左側に表示されているアイコンの「詳細」をクリックしましょう。各プロセスの一覧が表示されるので、Excelであれば「EXCEL.EXE」・Wordであれば「WINWORD.EXE」を選択します。続いて右クリックしてメニューを開き、「優先度の設定」のサブメニューから「通常以上」・「高」・「リアルタイム」のいずれかを選択しましょう。これでプロセスの優先度を挙げることによって、Excel・Wordの動作がデフォルトの状態よりも快適になりますよ。

関連記事