Excelのパフォーマンスをチェックする機能はどこにある?

Excelのパフォーマンスをチェックする機能はどこにある?

Excelでは、パフォーマンスをチェック機能が用意されています。パフォーマンスをチェックとは、ブックの中で不要なメタデータがないか自動的にチェックを行ってくれる機能です。この記事では、Excelのパフォーマンスをチェックする機能についてご紹介しています。


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  1. Excelのパフォーマンスをチェックする機能はどこにある?

Excelのパフォーマンスをチェックする機能はどこにある?

Microsoft Excelでは、2024年4月4日から「パフォーマンスをチェック」機能が実装されました。パフォーマンスをチェックとは、ブックの中で不要なメタデータがないか自動的にチェックを行ってくれる機能です。

例えば、数年間使用を続けているブックファイルがあるとしますよね。すると、気づかぬうちにデータが増えて肥大化してしまうケースが多くなるかと思います。セルのデータを削除したりなどで表面上は処理できているように見えても、実は書式が残っておりその分データが増えてしまっているという事態になっていることは珍しくありません。そこで「パフォーマンスをチェック」を使用することで、不要な書式設定が付与されているセルなどのチェックを行いシートを最適化してくれますよ。

「パフォーマンスをチェック」をクリック
Excelのパフォーマンスをチェックは、ウィンドウ上部の「校閲」タブをクリックして表示されるリボンメニューの中の「パフォーマンス」項目の「パフォーマンスをチェック」をクリックすることで使用することができます。

ウィンドウ右側に「ブックのパフォーマンス」メニューが表示され、最適化が必要なセルの一覧が表示されます。「シートの最適化orすべてを最適化」をクリックすることで、ブック内の不要な書式設定などの削除を行ってくれますよ。

しかし、このExcelのブックのパフォーマンス機能がリボンメニューになくて困っているユーザーの方もいらっしゃるかと思います。冒頭で説明した通りブックのパフォーマンス機能は2024年4月に実装されたものなので、Excel 2021など古いExcelを使用している場合はこの機能を使用することはできません。

ブックのパフォーマンス機能を使用するには、サブスクリプションサービスの「Microsoft 365」か、「Office 2024」のExcelが必要となる点には注意しましょう。以上が、Excelのパフォーマンスをチェックする機能についての説明となります。


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