Apple Payとは何?できることや設定方法・使い方を丁寧に解説!

Apple Payとは何?できることや設定方法・使い方を丁寧に解説!

Apple Payとは何なのか、Apple Payでできることや設定方法について初心者の方向けに丁寧に解説していきます。ぜひApple Payを使いこなして交通機関の支払いやコンビニ・店舗などでの日々の買い物をスマートにこなしましょう!


目次[非表示]

  1. Apple Pay(アップルペイ)とは何?
  2. Apple Payでできることは?
  3. Apple Payを利用するには
  4. Apple Payの設定方法
  5. Apple Payの使い方
  6. まとめ

Apple Pay(アップルペイ)とは何?

最近では電子ウォレットという言葉をよく聞くようになり、コンビニのレジの横でさまざまな電子マネーのマークも見かけるようになりました。

「id」や「クイックペイ」と一緒に名前は聞いたことがあるけどよく分からない、具体的に電子ウォレットとはどんな魅力があるのか、どんなことができるのか分からない、設定の仕方が分からない方もいらっしゃると思います。

私たちの財布の中にはクレジットカードやプリペイドカードなどさまざまなまなカード類がたくさん入っています。しかし財布の収納には限りがあり、あまり多くいれると財布の中が整理できなくなります。財布の中が汚いレジでモタモタしてしまう事も。もっと手軽にスマートに買い物がしたい方におすすめなのが電子ウォレットです。

2016年10月からアップルも「Apple Pay」という電子ウォレットのサービスを提供しています。

「Apple Pay」とは「id」「クイックペイ」「Suica」の3つの電子マネーに対応し、iPhoneにクレジットカードやプリペイドカードを登録することでiPhoneで支払いができる電子ウォレット機能です。

簡単に表現すると電子マネーやクレジットカード、プリペイドカードなどの目に見えないお金を入れておける財布ということです。

「Apple Pay」でできることはSuicaやクレジットカード、プリペイドカードをを設定することで店舗での買い物や交通機関の利用が「Apple Pay」の電子ウォレットでできます。他にも「Apple Pay」の電子ウォレットに対応しているアプリやウェブ上のサイトでも利用できできることはたくさんあります。

「id」または「クイックペイ」の加盟店でも利用できる

「Apple Pay」のできることで魅力の一つに「id」または「クイックペイ」の加盟店で「Apple Pay」の電子ウォレット機能で支払いができることです。

「id」も「クイックペイ」もよく使われる電子マネーです。「id」とはNTTドコモが「クイックペイ」とはJCBが提供しています。

「id」と「クイックペイ」はポストペイ型電子マネーになります。ポストペイ型電子マネーは残高を気にせず買い物できるので「id」や「クイックペイ」を使う時は、好きなだけ買えるのがメリットです。他にも「楽天Edy」や「WAON」、「nanaco」などの電子マネーも有名ですが「Apple Pay」に対応していないので間違えないようにしてください。

クレジットカードまたはプリペイドカードのどちらかを登録すると「id」または「クイックペイ」のどちらかと結ばれます。「id」と「クイックペイ」のどちらかと結ばれるかはカード次第です。

今まで「id」「クイックペイ」をご利用していた方にも「Apple Pay」を利用することでできることが増え満足していただけます。

電子ウォレットは安全性が不安

電子ウォレットは便利そうだけど、iPhoneを落としたら勝手に使われそうなど安全面に不安を感じる方も多いと思います。

今までクレジットカードや「id」や「クイックペイ」などの電子マネーで支払いをしたことがない方には電子ウォレットに不安を感じる方もいらっしゃると思います。

誰でも使えちゃう?

まず不安に思うのが電子ウォレットは誰でも簡単に使えるので、知らない人が使用しないかという不安です。

アップルが提供している電子ウォレット「Apple Pay」は決済の時には指紋認証が必要になります。本人以外が決算できることはほぼありません。
※例外としてエクスプレスカード設定されているSuicaの利用時は指紋認証が必要ないので注意してください。

またiPhone X以降ではFace IDを使って顔認証でも認証が可能ですが、指紋認証の方が決済までのスピードいので、指紋認証がおすすめです。

iPhoneを紛失した場合

iPhoneを落としてしまうと、「iPhoneを落とした!電子ウォレットが勝手に使われる!」

と焦ってしまいますが、その場合はまずはiCloudのウェイブサイトにログインしてください。

iCloudにログインしiPhoneを紛失モードにします。すると一時的に「Apple Pay」が使えなくなるので、iPhoneに電子ウォレットとしての価値がなくなります。iPhoneをなくした時はまずは落ち着いて、ウェブサイトのiCloudにログインし紛失モードにすることを覚えておいてください。

完全に「Apple Pay」の電子ウォレット機能を削除するには遠隔操作をし、iPhoneの情報を全て消す必要があります。iPhoneを探してからそれでもない時は最終手段としてお使いください。

電子ウォレットからクレジットカードの情報や記録が漏れない?

電子ウォレットからクレジットカードの情報や記録が漏れないか不安・・・

電子ウォレットを使用することでクレジットカードの情報が他者にバレないか不安に感じる方もいらっしゃると思います。ご安心ください「Apple Pay」の電子ウォレットからクレジットカードの情報がもれることはありません。

「Apple Pay」の電子うぉはクレジットカードの情報から作成したセキュリティ情報を保管するようにできています。セキュリティ情報はクレジットカードの番号とはまた違う番号になっており、アップルにさえ復号化できないようになっています。

ご覧の通り電子ウォレット「Apple Pay」は何重にも安全対策を施されており安心してご利用できます。

Apple Payでできることは?

具体的に「Apple Pay」でできることはどんなことなのか、詳しく解説していきます。

交通機関での支払いができる

Suicaを「Apple Pay」に登録することでSuicaに対応している電車やバス、タクシーなどの交通機関での支払いに利用できます。

電車で利用する場合は改札機の読み取りをする部分にかざすだけで改札が通れます。

Suicaのカードならうっかり忘れることもありますが、iPhoneならSuicaとは違い忘れることがほぼないので安心です。Suicaしか使えないの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますがKitacaやPASUMOなどさまざまな交通系ICカードの利用もでき、日本全国で使うことができます

店頭での支払いができる

クレジットカードを「Apple Pay」に登録している場合は「id」、「クイックペイ」の加盟店で使えます。Suica支払い選択している場合はSuica対応店で使えます。

「Apple Pay」があれば休日の買い物も楽しくなります。

コンビニ、イオンやコジマ、ビックカメラ、すき屋、ENEOSなど幅広い店舗で利用でき、特にコンビニは多くの店舗が対応しているのでちょっとコンビニに買い物に行く時、iPhoneだけ持ってればいいので身軽に行けておすすめです。

アプリ、ウェブ上での支払いに利用できる

「Apple Pay」対応のアプリやウェブサイトでオンラインショッピングの支払いに利用できます。

支払方法を「Apple Pay」に設定して利用してください。

じゃらんや出前館、TOHOU CINEMAS、minneなどさまざまなアプリ、ウェブサイトでショッピングが自宅にいながら楽しめます。コンビニ払とは違いご自宅にいながら支払いができるので楽です。

Apple Payを利用するには

「Apple Pay」を利用するには何が必要なのか必要な物、利用できる端末設定の方法を解説していきます。

まずはカードを作ろう

まずクレジットカードやプリペイドカード、Suicaのカードが必要です。カードを持っていない方はまずそれぞれのカードを作ってください。Suicaの場合、Suicaのアプリでも大丈夫です。

「Apple Pay」を利用する端末の確認

「Apple Pay」には交通機関で使う機能、店舗で使う機能、アプリで使う機能、ウェブサイトで使う機能の4つの機能があります。

しかし「Apple Pay」は端末によってはサービスが制限されているものもあり、できることできないことがあります。

iPhone7/7 Plue以降の最新の端末ならすべての機能が使えます。更に詳しく端末ごとにできることできないことを解説していきますのでご自分の端末を確認しているえください。

iPhone7/7 Plus以降の端末

交通機関、店舗、アプリ、ウェブサイトすべてご利用ができます。

Apple Watch Series 2以降

交通機関、店舗、アプリはご利用ができます。ウェブサイトはご利用ができません。

Apple Watch Series 1/Apple Watch(第1世代)

アプリでのご利用ができます。交通機関、店舗、ウェブサイトでのご利用ができません。

iPhone 6/6 Plus 6s/6s Plus/SE/iPad Pro/iPad(第5世代)/iPad Air2/iPad mini4/mini3

アプリ、ウェブサイトでのご利用ができます。交通機関、店舗でのご利用ができません。

2012年以降に発売されたMac

ウェブサイトご利用ができます。交通機関、店舗、アプリご利用ができません。

要するに古い端末ほどできることは少なくなります。「Apple Pay」を活用したい方はこの機会にiPhone7以降の端末に機種を変更するのもおすすめです。

Apple Payの設定方法

では実際に「Apple Pay」を利用するために必要な設定の方法を解説をしていきます。

まずはiPhoneとクレジットカードを用意します。

「Wallet」をタップ
まず「Wallet」をタップし、起動させます。
「カードを追加」をタップ
「Wallet」が開いたら「カードを追加」をタップします。
「Touch IDとパスコードを設定」をタップ
パスコードを設定していない場合パスコードが必要とメッセージが表示されるので「Touch IDとパスコードを設定」をタップします。
「パスコードをオンにする」をタップ
「Touch IDとパスコード」が開いたら「パスコードをオンにする」をタップしオンにします。
「Wallet」に戻り「続ける」をタップ
パスコードの設定が終わったら「Wallet」に戻り「続ける」をタップします。
カメラが起動されるので、枠内にカメラを写す
するとカメラが起動されるので、枠内にカメラを写してください。

カメラが壊れているなど上手く撮影できない方は下にある「カード情報を手動で入力」という所をタップし、手動で入力してください。

「カード情報」が表示されたら内容を確認し問題なければ「次へ」をタップ
「カード情報」が表示されたら内容を確認し問題なければ「次へ」をタップします。
「カード情報」の「セキュリティコード」3桁の数字を入力し次へをタップ
「カード情報」の「セキュリティコード」3桁の数字を入力し次へをタップします。
「利用契約」が表示されるので最後まで読んで一番下の「同意する」をタップ
「利用契約」が表示されるので最後まで読んで一番下の「同意する」をタップします。
希望の認証方法をタップ
同意するとカードの認証方法が表示されますので希望の認証方法をタップして下さい。

クレジットカードの認証方法はクレジットカードによって違います。おすすめはSMSでの認証方法です。タップするとSMSですぐに認証番号が送られてくるのでその認証番号を入力するだけで設定ができす。

電話の場合ガイダンスの音声にそって進めていきますが電話が終わった後も認証まで時間がかかり、なかなか設定ができない場合もあります。電話認証しかないクレジットカードの場合は時間に余裕があるときに登録しておいてください。

アクティベート完了
認証が終わると完了です。これで「Apple Pay」が利用できるように設定できました。

Apple Payに利用できるクレジットカードの種類の紹介

「Apple Pay」で利用できるクレジットカードの種類を紹介します。

イオンフィナンシャル(イオンカード)/KDDI(au Wallet クレジットカード)
トヨタファイナンス(TS CUBIC)/オリコ/NTTドコモ(dカード)/ビューカード
ソフトバンク/JCB/クレディセゾン(セブン・UCカード)/三井住友カード
楽天カード/セブンカードサービス(JCBのみ)/JFRカード(大丸松阪屋カード)
三菱UFJニコス(MUFGカード)/American Express/エポスカード/UCS
JACCS/アプラス/セディナ/ライフカード/ポケットカード

以上のクレジットカードが「Apple Pay」でご利用いただけます。

 

最新情報が知りたい方はアップルの公式サイトに「Apple Pay」に対応している銀行やクレジットカードの発行会社の一覧が掲載されています。

VISAブランドのクレジットカードはSuicaへのチャージやアプリ、ウェブサイトでの利用ができません。店舗での支払いのみになりますので、ご注意ください。

Apple Payの使い方

それでは実際に「Apple Pay」の使い方をクレジットカードを利用しての使い方とSuicaを利用しての使い方に分けて解説していきます。

Apple Payの使い方【クレジットカード】

まずは「Apple Pay」の使い方クレジットカードを解説します。

Apple Payを利用してアプリで買い物

「Apple Pay」を使って「minne」で買い物をします。「minne」とは今大人気のハンドメイドフリマアプリです。

「minne」を起動
「minne」を起動させます。
「Apple Payで購入」
好きな商品を選ぶと「カートに入れる」の横に「Apple Payで購入」とありますのでタップします。
先ほど登録したカードの情報が表示
すると先ほど登録したカードの情報が表示されます。カードを変更したい場合はカード名の所をタップしてください。
「パスコードで支払う」をタップ
問題なければ一番下の「パスコードで支払う」をタップします。

これで購入できました。難しい操作は特にないので初心者の方でも簡単にできます。

Apple Payを利用してコンビニで買い物

次はコンビニで「Apple Pay」を使い購入する方法を解説していきます。

まずは購入したい商品をコンビニのレジに持っていきます。その時に注意したいのがコンビニの店員さんに「Apple Payで支払います」と言っても伝わらないことです。決済は電子マネーの「id」または「クイックペイ」になるので「id」か「クイックペイ」のどちらで払うかをコンビニの店員さんに伝えてください。

自分が登録しているクレジットカードが「id」なのか「クイックペイ」なのか分からない方は「wallet」を起動させ使用したいクレジットカードを表示させてください。

するとカードに「id」または「クイックペイ」のマークが表示されています。

ちなみにこのクレジットカードには「クイックペイ」のマークがありました。

コンビニの店員さんに「id」か「クイックペイ」か伝えた後「wallet」のアプリを起動させます。待ち時間が長い場合は先に起動させておいても問題ありません。

コンビニの店員さんに伝えた「id」または「クイックペイ」の支払い方法が使えるクレジットカードを選択します。
 

あとはコンビニのカードリーダーにかざしTouch IDまたはFree IDで決済したら完了です。

あまり時間がない時や、朝の急いでいる時間帯にコンビニを利用することも多く、そんな時にスマートに支払いができるApple Payはおすすめです。

コンビニだけではなく他の店舗で利用する時も同じような流れなので、是非一度実践してみてください。

Apple Payの使い方【Suica】

あまりSuicaというカードを聞いたことがない地方の方もいらっしゃるのではないでしょうか。SuicaとはJR東日本が発売しているICカードです。鉄道やバスなどの交通機関だけではなく、買い物にも使うことができます。

Suicaの機能はiPhone7より新しく導入されました。「Wallet」のアプリを起動させ、SuicaカードまたはSuica定期券の上に置けばSuicaの中にある残額や定期券の情報がiPhoneに転送されます。

「Apple Pay」が情報を引き継ぎiPhoneがSuicaの役割をします。

iPhoneに転送したSuicaは使えなくなり、再チャージもできませんので注意してください。

「Apple Pay」のSuicaは「Apple Pay」に追加しているクレジットカードから簡単にチャージできます。Suicaの残額が少なくなったらその場で簡単にチャージできるのでとても便利です。

Suicaカードを今までに作ったことがない方におすすめなのが、Suicaのアプリです。Suicaのアプリを利用すると無記名または会員登録すると記名式のSuicaが新規発行されます。

新規発行する際には初めにチャージする必要があります。

会員登録をする記名式の場合は「Apple Pay」に追加しているクレジットカードまたは会員登録をする時に登録したクレジットカードでチャージをします。無記名の場合は「Apple Pay」に登録しているクレジットカードからチャージされます。簡単に登録できるのでSuicaを持ってない方は是非アプリをご利用ください。

Suicaで電車に乗る方法

Suicaを「Apple Pay」に転送させた人の多くは電車など交通機関で利用するための人が多いと思います。Suicaで電車に乗る方法を解説していきます。

iPhoneを駅の改札部分にある読み取り機にかざすだけです。

たったこれだけで簡単に電車に乗ることができます。WalletのアプリやSuicaのアプリを起動させる必要はありません。スリープモードになっていても解除する必要はありません。

Suicaで買い物をする方法

Suicaで買い物するには、レジでSuicaで支払いたい事を伝えます。お店の非接触型リーダーにiPhoneをかざして支払い完了です。エクスプレスカードに設定しているSuicaはTouch IDも必要ないので簡単に支払いができます。

まとめ

Apple Payとは何か、できることや設定方法、使い方の解説をしました。「Apple Pay」はとても便利な機能です。うっかりお財布を忘れた時でも「Apple Pay」の登録をしていればiPhoneがお財布代わりになります。

「Suica」や「id」「クイックペイ」の店舗でも使えるのでよく行くお店のレジに「Suica」や「id」「クイックペイ」のロゴがないか探してみてください。以外に私たちの周りには「id」や「クイックペイ」だけではなくさまざまな電子マネーがあり、電子ウォレットが活躍できる場所がたくさんあることが分かります。

最近では小さめのバッグが流行していますが、長財布は入らないので困っている方にも「Apple Pay」は荷物を少なくできるのでおすすめです。

これからもiPhoneにはたくさんの便利な機能が追加されていきます。私たちにとってiPhoneは手放せないものに進化しているんだなと「Apple Pay」を通して実感しました。これからもiPhone、iPhoneの新機能に注目です。


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