Windows環境でcurlのコマンドを利用する方法をご紹介!

Windows環境でcurlのコマンドを利用する方法をご紹介!

普段Unix・Linux環境で利用しているcurlコマンドをWindows環境でも使いたいと思っている方向けの記事です。Windows環境でcurlコマンドを使う方法をご紹介していきます。ぜひコマンドプロンプトからcurlコマンドをWindowsでも使っていきましょう。


目次[非表示]

  1. Windows環境でcurlのコマンドを利用する方法

Windows環境でcurlのコマンドを利用する方法

普段LinuxやUnixのサーバー上で利用しているcurlコマンドをWindowsでも利用したいと思っている方はいるのではないでしょうか。

実はWindows10では現在curlコマンドは標準搭載されているため、ライブラリをインストールしなくても使うことが出来ます。

しかしWindows10以前のOSや、試してみたけど使えなかった方のためにWindows環境でのcurlのインストールの仕方とコマンドプロンプトで使えるまでを解説していきます。

インストール

まずはcurlのパッケージをインストールしましょう。下記のサイトからダウンロードすることが出来ます。

curl - Download
curlパッケージのダウンロードページ
curlパッケージのダウンロードページには環境毎にファイルへのリンクが設置されています。スクロールするとWindows32bit/64bitごとやcygwin版などがありますので、環境にあわせてパッケージをダウンロードしましょう。

もしも自身のWindowsのPCが32bitなのか64bitなのかわからないという方は下記の記事を参考にして調べてみましょう。

Windows10のPCのビット数の確認方法をご紹介!【32ビット/64ビット】

Windows10には32bit・64bitの2つのバージョンが存在しています。自分のPCのビット数が分からないとプログラムのインストールでつまづくので確認しておく必要があります。この記事では、Windows10のPCのビット数の確認方法をご紹介しています。

Thumb

使い方

それではダウンロードしたcurlのパッケージを解凍してみましょう。

アドレスバーからcurlコマンドまでのパスをコピー
解凍したフォルダの中にbinフォルダがあるかと思います。その中にcurlというexeファイルがありますが、これがcurlコマンドの本体です。

早速コマンドプロンプトから使ってみましょう。アドレスバーからcurlコマンドまでのパスをコピーしておきます。
タスクバーの検索に「cmd」と入力

続いてコマンドプロンプトを起動しましょう。一番早いのはタスクバーの検索に「cmd」と打ち込んで起動する方法です。

検索結果のコマンドプロンプトを選択
検索結果のコマンドプロンプトを選択します。

コマンドプロンプトを開く方法は他にもありますが、もし興味のある方は下記の記事を参考にして下さい。

Windows10のコマンドプロンプトの起動方法を解説!管理者権限/ショートカットキー

Windows10のコマンドプロンプトの起動方法を解説します。コマンドプロンプトの起動方法はいくつかあり、それぞれについてやり方を紹介します。また管理者権限での起動方法もあわせて解説します。コマンドプロンプトは一瞬で起動できるようにしましょう。

Thumb

コマンドプロンプトが開いたら、まずはcurlのあるフォルダまでの移動です。先程コピーしておいたパスを利用します。

下記のコマンドを実行しましょう。

$ cd {curlのbinフォルダまでのパスをペースト}

その後curlコマンドを実行してみます。「-V」でバージョン情報が表示されますが、無事にcurlコマンドが実行されています。

curlコマンド実行結果

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