【Excel】Match関数・Index関数とは?
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エクセルの沢山あるデータの中から、一部のデータを取り出したい場合にコピー&ペーストや=で入力していくよりも、もっと効率よくできる方法があります。
それが、 Index関数とMatch関数です。
それぞれを使って、データが何列の何行目かが分かり、さらに列と行を指定してデータを取り出すこともできます。
2つの関数を組み合わせることで、VLOOKUP関数と同じことができるようになります。複数条件を満たしたデータ抽出が行えます。
この記事では、Match関数とIndex関数を組み合わせて複数該当するデータを取り出すための使い方をご紹介します。
Match関数とは?
Match関数は、取り出したいデータ・セルの位置を知るために役立ちます。
そのセルが、何行目なのかを表示できます。
取り出したいデータの中で相対的な位置を求めますが、例として氏名と年齢・科目と点数・商品と値段など、様々なデータの抽出に適用できます。
ここで、Match関数の使用例をご紹介します。
こちらのデータの中から、Eさんの体重のデータが何列の何行目にあるのかを求めるとします。
条件検索の式は、「=Match(検査値,検査範囲,照合の種類)」です。
照合の種類は、1=検査値以下の最大値、0=完全に一致、-1=検査値上の最小値となります。
ここでは、検査値がEさんの体重、検査範囲がEさんのデータ範囲です。
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同じように、何列目にあるかを求めます。
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Index関数とは?
Index関数は、指定した行と列のセルのデータを取り出します。
次にここでは、Eさんの体重を表示させましょう。
式は、「=(セル範囲,行番号,列番号,領域番号)」、または「=(配列,行番号,列番号)」です。
Eさんの体重は3行目の5列目にあります。
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
Match関数とIndex関数を組み合わせて条件に合うデータを抽出する
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エクセルでMatch関数とIndex関数を組み合わせると、行番号と列番号が交差したデータを抽出できます。
複数条件に合うデータも表の中から取り出せます。
条件検索の式は、「=INDEX(参照,Match(行番号を取得),Match(列番号を取得))」です。
ここから、2つの関数を組み合わせて複数該当するデータを抽出する使い方をご説明します。
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
セルの数式をドラッグしてコピーして下の表を完成させましょう。
その時、式の中にF4キーで範囲を固定します。
「$C$3」というように、$マークにすることで固定します。


まとめ
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エクセルでMatch関数とIndex関数はそれぞれ便利に使えますが、2つを組み合わせた使い方をするとVLOOKUP関数と同じことができ、簡単に複数条件のデータを取り出すことができます。
取り出す表の項目がばらばらでも、複数条件に合うデータをそれぞれに表示させることができ、大変便利です。
ExcelのMatch関数とIndex関数の組み合わせた使い方をご紹介しました。