BitLocker回復キーを忘れた場合の対処法を紹介!

BitLocker回復キーを忘れた場合の対処法を紹介!

Windows10のドライブ保護機能であるBitLockerを使用した場合、暗号化の解除には「BitLocker回復キー」が必要になります。もし忘れてしまった時のために、この記事ではBitLocker回復キーを忘れた場合の対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. BitLocker回復キーを忘れた場合の対処法

BitLocker回復キーを忘れた場合の対処法

Windows10には、デフォルトの機能として「BitLocker(ビットロッカー)」というドライブの暗号化機能が搭載されています。このBitLockerを使用することで、ハードディスクやUSBメモリ・外付けHDDといったドライブを暗号化してセキュリティ保護を行うことができます。

BitLockerでドライブ暗号化を行うことでセキュリティ対策したものの、BitLocker回復キーを忘れた・分からない場合にどうやって保護を解除すればいいのかわからないと、いざという時に困ってしまいますよね。もちろん回復キーの再発行はできませんが、確認方法はありますよ。

「コマンドプロンプト」を右クリックして、「その他」→「管理者として実行」から起動
それでは、BitLocker回復キーを忘れた場合の対処法を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開します。「コマンドプロンプト」を右クリックして、「その他」→「管理者として実行」から起動しましょう。
「manage-bde.exe -protectors -get C:」とコマンドを入力
コマンドプロンプトが管理者権限で起動するので、「manage-bde.exe -protectors -get C:」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。すると、「TPM」と「数字パスワード」の2つの項目が表示されます。「数字パスワード」の「ID」と「パスワード」がBitLocker回復キーですので、テキストエディタなどに貼り付けて保存することをおすすめします。

もしCドライブではなくDドライブのBitLocker回復キーを確認したい場合は、「manage-bde.exe -protectors -get D:」と入力してEnterキーを押すことでDドライブのBitLocker回復キーの確認が行えますよ。管理者権限でコマンドプロンプトを起動しないとこれらのコマンドを使用することはできないため、注意しておきましょう。


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