生年月日から自動で年齢計算したい
入力された生年月日に合わせた年齢を入力する際、手入力だと毎回計算するのが面倒です。
早生まれ遅生まれでややこしくなってしまい、計算を間違えてしまうことも出てくるでしょう。
エクセルでは、そういった面倒な年齢計算を自動化できるように、年齢計算を行う方法が用意されています。そのため、この方法を使えば何百何千と生年月日のデータがあったとしても一瞬で年齢を計算することができます。
エクセル(Excel)で生年月日から自動で年齢計算する方法
エクセルで生年月日から年齢を自動計算するにはDATEDIF関数を使用します。
=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)
DATEDIF関数は日付の差を求める関数で、開始日に誕生日となる生年月日、終了日に現在の日付を入力することで満何歳か求めることが出来ます。わざわざ年月日を分解して長い計算式を考える必要もありません。
例えば誕生日が2001年7月12日(A2セル)だった場合は以下のように入力します。
=DATEDIF(A2,TODAY(),"y")
DATEDIF関数の引数にTODAY関数を試用していますが、TODAY関数は現在の年月日を取得する関数です。TODAY関数を使えば日付をまたいでも自動的に計算元となる現在の年月日データが更新されるため、わざわざ手入力で書き換える必要もなくなります。
○年○月○日時点の満年齢を自動計算したい場合は別で手入力した年月日セルを用意しておき、そのセルを参照するようにさせましょう。
DATEDIF関数は入力候補に表示されないので注意
DATEDIF関数はエクセルで実際に使える関数の一つですが、なぜか入力候補に表示されません。そのため引数もあっているはずなのに関数名の入力を間違えてエラーが発生してることがあります。
やりがちなのがDATE"DIF"をDATE"IF"にしてしまう(Dが一つ抜けている)ミスですので、正しく入力したはずなのに計算結果が表示されず"#NAME"と表示されてしまうという方は関数名を正しく入力できてるか確認するようにしてください。