エクセルの枠線を設定・削除する方法を紹介!

エクセルの枠線を設定・削除する方法を紹介!

エクセルはセルの区切りがわかるようにはじめから枠線が引かれていますが、この枠線を自由に設定することができます。今回は、エクセルで枠線を設定する方法について詳しく見ていきましょう。それにあわせて枠線を削除する方法も紹介していますので参考にしてください。


目次[非表示]

  1. エクセルで枠線を設定する方法
  2. エクセルの枠線の設定を統一する方法
  3. エクセルの枠線を削除する方法

エクセルで枠線を設定する方法

エクセル(Excel)ではセルごとに枠線・罫線を引くことができます。

初期状態でもセルの境界線がわかるように薄いグレーの囲み線が引かれていますが、セルの線を自由にカスタマイズすることができます。

そんな枠線・罫線ですが、エクセルでは線を引く方法が大きく分けて3通り用意されています。

まずは、枠の作り方を3通り見ていきましょう。

マウスを使ったやり方

サクッと枠線を引くだけであればマウスだけでできます。まずは線を引きたいセルを選択しておいてください。範囲選択でも構いません。

右クリックメニューの罫線アイコンをクリックし、引く線の種類を選択
選択後、右クリックして表示されメニューの罫線アイコンをクリックし、引く線の種類を選択します。
罫線が引かれたセル
これだけで罫線を引くことが可能です。

外枠だけ、下線だけ、選択範囲にグリッド線を引きたいだけという場合も、この方法を使えば簡単でしょう。

セルの書式設定を使った方法

セルの書式設定から細かく罫線・枠線を設定することもできます。

枠線・罫線を引きたいセルを選択→セルの書式設定を開く
まずは、枠線・罫線を引きたいセルを選択してセルの書式設定を開いてください。
[罫線]タブに切り替える
セルの書式設定を開いたら、[罫線]タブに切り替えます。
線のスタイルや色・太さを設定する画面
線のスタイルや色・太さなどを細かく設定できる画面が表示されます。

実際にプレビューしながら罫線を引けるので、好みの線を引くようにしましょう。

ちなみに、セルの中身に重なる斜線を引きたい場合、セルの書式設定からしか行えないので覚えておきましょう。

リボンから行う方法

使う機会は少ないですが、エクセル上部のリボンメニューから設定することも可能です。

[ホーム]メニューを開く
リボンから行う場合は[ホーム]メニューを開いておいてください。
枠線・罫線を引きたいセルを選択
ホームメニューを表示しておいたら、次は枠線・罫線を引きたいセルを選択しておきます。
セルを選択した状態で罫線アイコンをクリック
セルを選択した状態で、リボンメニューのフォント名の下辺りにある罫線アイコンをクリックすると、枠線・罫線を引くことができます。

アイコンの右にある下向き矢印をクリックすると、罫線の種類を選択できるので、状況に合わせて引く線の種類を切り替えると言いでしょう。

エクセルの枠線の設定を統一する方法

複数の枠線が混在する範囲セルの枠線の設定を統一したい場合、一見すると面倒なことに思えるかもしれませんが実は簡単です。

セルを範囲選択
まずは枠線の設定を統一したいセルを範囲選択しておいてください。
右クリックメニューを表示し、[罫線アイコン]->[格子]を選択
選択したら右クリックメニューを表示し、[罫線アイコン]->[格子]を選択します。

すると全てのセルの枠線設定が上書きされて、枠線の設定を統一することができます。

エクセルの枠線を削除する方法

設定済みの枠線の設定を消す場合、専用の削除メニュー項目も用意されていますが、最も簡単なのはコピーペーストを作った方法です。

空白セルをコピー
まずは枠線設定がされていない空白セルをコピーしてください。
枠線を削除したいセルを選択し、[Ctrl]+[Alt]+[V]キーを押して[形式を選択して貼り付け]画面を開く
空白セルをコピーした状態で、枠線を削除したいセルを選択し、[Ctrl]+[Alt]+[V]キーを押して[形式を選択して貼り付け]画面を開きます。
「貼り付け」を[書式]に変更し、[OK]を押す
「貼り付け」を[書式]に変更し、[OK]を押すと枠線設定が解除されます。

枠線設定も何もされていないセルの書式で上書きしたため、設定済みの枠線が消えるという処理が行われたのです。

形式を選択せずそのままコピーペーストすると、ペースト先のセルの中身まで上書きされて空白になってしまうので注意してください。


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