拡張子「.xlsm」のファイルとは？
拡張子「.xlsm」のファイルとは、マクロ機能が有効になっているブックを保存するための拡張子で、Excelの「Excel 2007」以降から実装されました。マクロ機能を有効にしたブックを保存する場合には、「.xlsm」形式のファイルとして保存しましょう。
Excelの他の拡張子と「.xlsm」との違い
Excelの他の拡張子と「.xlsm」との違いが気になる方もいらっしゃるかと思います。標準の拡張子である「.xlsx」ではマクロの設定を保存しないため、マクロ機能が組み込まれたブックを「.xlsx」で保存してしまうとマクロが削除されるというトラブルが発生してしまいます。
ですので、マクロ機能を使用したいのであれば「.xlsm」ファイルとして保存しなければならないのです。2007よりも前のバージョンのExcelではマクロ機能の有無に関わらず拡張子が「.xls」に統一されてしましたが、現在ではこのように分別する必要があります。またこのルールは他のOfficeソフトでも適用されており、PowerPointであれば通常のファイルが「.pptx」・マクロ機能が有効だと「.pptm」となっているほか、Wordであれば通常のファイルが「.docx」・マクロ機能が有効だと「.docm」となっています。
Windows10の特定の環境下では、エクスプローラーで拡張子「.xlsm」を含むマクロ機能が有効になっているファイルを開こうとするとエクスプローラーがフリーズしてしまいファイルが開けない状態になってしまう問題が発生します。もしこの症状に遭遇してしまった場合は、下記リンク先の記事て対処法をご紹介していますので参考にしてみてください。
