2021年04月25日

エクセルの画像や図を保存する方法とは？画像を取り出す方法を紹介！

エクセルでは表データに限らず、ビジュアル化したグラフや図形を扱うこともできます。ですが、エクセルに貼り付けた・作成した画像は標準機能で保存できません。今回はエクセル内の画像やグラフなどを画像ファイルとして保存する方法を紹介していきます。

エクセルの標準機能では画像保存はできない

Excelでは、単純なデータだけでなく、写真やグラフ・図形を扱うことができます。

ですが、エクセルの標準機能ではこれらの画像や図形など表計算データ以外のオブジェクトを画像ファイルとして保存することができません。

スクリーンショットなどをクリップボードにコピーして貼り付けることはできてもその貼り付けたスクリーンショットを画像ファイルとして保存しなおすことができないので少々不便です。

エクセルに貼り付けた画像や作成したグラフなどを画像ファイルとして保存することはできませんが、画像データをクリップボードにコピーすることは可能です。

そのため、クリップボードにコピーされた画像を扱えるソフトウェアを使用することで、エクセルだけでは保存できない画像を保存することができます。

そこで、エクセルからクリップボードにコピーした画像を簡単に扱えて、なおかつ画像ファイルとして保存できる方法を紹介します。

Windows 標準機能だけで行うのであればペイントを使うのが一番でしょう。

まずはエクセルにある画像やグラフなどをコピーしておいてください。

コピーしたら、ペイントを開いた状態で[Ctrl]+[V]キーで貼り付けます。

あとは、キャンバスサイズをドラッグして調整し、pngやjpegなどの形式で書き出しするだけです。

これが、Windows 標準機能だけで画像ファイルとして保存する方法です。

もう一つの方法がPowerPoint を使った方法です。

まずはPowerPointを開き、エクセルでコピーした図やグラフをコピーペーストしてください。

その後、貼り付けた画像や図形を右クリックします。グラフの場合はグラフ部分を直接右クリックすると別のメニューが開かれるので、グラフ部分の外側を右クリックするようにしてください。

画像・図形・グラフ全てに対応しているため、グラフだけ画像として保存したい場合でも非常に役立ちます。

PowerPointを使った方法の場合、ペイントと違って画像ファイルの幅と高さが無駄に大きくなってしまうことがないため、ペイントよりも保存効率に優れています。

パワーポイントを持っていないと使えないという条件こそありますが、パワーポイントを持っている方はこちらの方法を採用するといいでしょう。

最後の方法が Twitter を使った方法です。

画像保存が目的なのでコピーペーストした画像をツイートする必要はありません。

Twitterは誰でも利用できる無料サービスかつ最も手軽な方法なので、エクセルの画像や図形・グラフを保存したい場合はTwitterを利用するといいでしょう。