GPartedとは?
この記事では、GPartedの導入方法と使い方をご紹介していきます。
GPartedで出来ること
GPartedでは、ストレージ内のデータを保持したままパーティションの作成や変更を行うことが可能です。パーティションに変更を加える際にデータをバックアップする必要がない、という点で優れているソフトです。
GPartedの導入方法
ダウンロードページの「Stable Releases」から、拡張子が「.iso」になっているファイルをダウンロードします。「i686」は32ビット・「amd64」は64ビットなので、自分のパソコンのビット数に対応しているものをダウンロードしましょう。
※USBメモリがある場合には「Stable directory」もおすすめです。ダウンロードしたzipファイルを解凍してすべてのファイルをUSBメモリにコピーして、「makeboot.bat」からGpartedを起動することができます。
ダウンロードが完了したら、.isoファイルをライティングソフトを使用してCDに焼きましょう。ライティングソフトを導入していない場合は、下記リンク先の記事にてライティングソフト「BurnAware Free」の導入方法と使い方をご紹介していますので併せてご覧ください。
Gpartedはそのままでは起動しないので、光学ドライブ内にCDを入れた状態でパソコンを一度終了します。パソコンを起動すると「Gnome Partition Editor」メニューが表示されるので、「Gparted Live(Default Settings)」を選択しEnterキーを押して進みます。キーマップ選択画面が表示されたら「Don't touch keymap」をEnterキーで選択します。言語の選択画面が表示されたら、日本語は「Japan:15」となっているので「15」と入力してEnterキーを押すことで言語が日本語に設定されます。あとは起動モード画面でEnterキーを押すことでGpartedが起動します。
GPartedの使い方
「リサイズ/移動」の場合はパーティションのリサイズウィンドウが表示されるので、「前側の空き領域」・「変更後の容量」・「後側の空き領域」を設定して「リサイズ/移動」をクリックすることでパーティションのリサイズ・移動を行うことができますよ。新規パーティションを作成したい場合は未割り当て領域を選択してから同じように各領域の数値を設定すればOKです。あとは「ファイルシステム」を「ntfs」に変更して「追加」をクリックすることで、新規パーティションが作成されます。ファイルシステムを変更しないとWindowsで使用できないので注意しましょう。
これらの操作が完了したら、「適用」ボタンをクリックすることで実際の作業が行われます。