Video Container Changerの特徴
Video Container Changerとは、動画ファイルをほとんど劣化させずに他のフォーマットに変換することができる変換ソフトです。
動画ファイルは何回もエンコードすると徐々に劣化していってしまうのですが、Video Container Changerは極力画質を劣化させずに変換することができます。
対応形式は一般的なmp4/wma/webm/vob/avi以外にもTSファイルなどマイナーな形式を含む20種類以上の形式に変換することが可能です。
また、変換先の形式によっては再エンコードせずに変換できるため、超高速かつ無劣化で変換することも可能です。5分程度の動画なら数秒で完了するでしょう。
Video Container Changerの導入方法
それではVideo Container Changerを導入していきましょう。以下のVideo Container Changer配布ページにアクセスしましょう。
ダウンロードしたファイルを解凍しましょう。
日本化の手順
Video Container Changerはデフォルトだと英語表記になっています。日本語化したい場合は以下のページから日本語化パッチを入手しましょう。
ダウンロードしたファイルを解凍して「Video_Container_Changer_1_3jp.exe」を実行してください。
日本語化して使いたい方は事前に導入しておきましょう。
Video Container Changerの使い方
続いてVideo Container Changerの使い方を見ていきましょう。
エンコード手順
まずはエンコード手順を見ていきましょう。エンコード時に設定できる細かな設定は後ほど解説します。
[Output Path]に指定したフォルダに保存したい場合は[Same As Source]のチェックを外しておきましょう。
変換先のコンテナ形式を変更する
デフォルトではMKV形式に変換されるようになっています。
元動画の種類や状態によってはエラーが出て変換できないことがあります。失敗する場合は選択してファイル形式を変換しましょう。
フレームレートを変更する
動画の形式を変換するだけでなく、フレームレートを変更することも可能です。
こちらの数値を変更することでフレームレートを落としてファイルサイズを抑えることができます。
再エンコードしない特殊な仕組みの都合上、動画によっては無視されることもあり、その場合はフレームレートが変化しません。
アスペクト比を変更する
こちらもフレームレートと同様に動画によっては何も変わらないので覚えておいてください。