GPU-Zの導入方法と使い方を紹介!ビデオカード情報を確認しよう

GPU-Zの導入方法と使い方を紹介!ビデオカード情報を確認しよう

パソコンに搭載しているグラフィックボード(ビデオカード)の情報を確認したい場合は、フリーソフト「GPU-Z」を導入すれば一目でグラフィックボードの状態を確認することができますよ。この記事では、GPU-Zの導入方法と使い方をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. GPU-Zとは?
  2. GPU-Zの導入方法
  3. GPU-Zの使い方

GPU-Zとは?

グラフィックボード(ビデオカード)のクロックや消費電力・温度といった動作状況を確認したいと思ったことはありませんか?それらの各種項目を確認することのできるフリーソフトが「GPU-Z」です。

このソフトは日本語化が適用されていませんが、重要な項目について当記事で説明していますのでご安心ください。この記事では、GPU-Zの導入方法と使い方をご紹介していきます。

GPU-Zの導入方法

「窓の杜からダウンロード」ボタンをクリック
それでは、GPU-Zの導入方法を説明します。まずは下記リンク先の窓の杜のGPU-Z紹介ページにアクセスして、「窓の杜からダウンロード」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードしましょう。

インストーラーを起動すると、GPU-Zをインストールするかどうか尋ねられます。当記事では「Yes」を選択してインストールを行っていますが、「No」を選択すればそのままGPU-Zを起動することができます。

「GPU-Z」ビデオカードの情報を取得できるツール - 窓の杜

GPU-Zの使い方

現在使用中のグラフィックボードの情報が表示されている
GPU-Zを起動すると、「Graphics Card」タブが開きます。ここに使用中のグラフィックボードの情報が表示されます。各情報について説明します。
  • Name:グラフィックボードの製品名
  • GPU:GPUコア・コードネーム
  • Revision:改訂ナンバー
  • Technology:集積回路の配線の幅
  • Die Size:GPUコアの半導体の面積
  • Releses Date:製品の発売時期
  • Transistors:トランジスタの数
  • BIOS Version:BIOSのバージョン
  • Subvendor:グラフィックボードの製造元
  • Device ID:デバイスID
  • ROPs/TMUs:レンダリングパイプラインとテクスチャマッピングユニットの搭載数

  • Bus Interface:グラフィックボードの接続インターフェース
  • Shaders:シェーダーの数
  • DirectX Support:DirectXの対応しているバージョン
  • Pixel Fillrate:1秒間に描画できるピクセルの数
  • Texture Fillate:1秒間に処理できるテクスチャの数
  • Memory Type:メモリの世代
  • Bus Width:メモリのバス幅
  • Memory Size:メモリのサイズ
  • Bandwidth:メモリの帯域幅
  • Driber Version:ドライバのバージョン
  • GPU Clock:GPUの動作クロック
  • Memory:メモリの動作クロック
  • Boost:ブースト時の動作クロック
  • Default Clock・Memory・Boost:デフォルトの動作クロック・メモリクロック・ブーストクロック
  • NVIDIA SLI:NVIDIA製グラフィックボードを複数搭載するSLIで接続したGPU名
  • Computing・Technologies:対応している項目のチェックボックスが有効になる

グラフィックボードのリアルタイム情報が表示されている
「Sensors」タブでは、グラフィックボードのリアルタイム情報が表示されます。下記の項目は特に重要です。
  • GPU Core Clock:GPUの動作クロック
  • GPU Memory Clock:メモリの動作クロック
  • GPU Temperature:GPUのコアの温度
  • Fan Speed(%):グラフィックボードのファン回転数
  • Memory Used:メモリの使用量
  • GPU Load:GPUの負荷
  • Memory Controller Load:メモリコントローラーの負荷
  • PerfCap Reason:パフォーマンス制限がかかった場合に理由が表示される

この2つのタブで一通りの情報が分かりますが、より詳細な情報を知りたい場合は「Advanced」タブを開いて確認を、もしバグが起きたら「Validation」タブからバグレポートを送信しましょう。


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