「極窓」とは?
極窓はどういったフリーソフトなのかといいますと、ファイルの拡張子を判別してそのファイルの本当の拡張子をユーザーに教えてくれます。また、極窓で判別した拡張子にそのまま変換することも可能です。判別できる拡張子の種類は1400以上・指定した拡張子に複数のファイルを一括で変換可能・ファイル名の置換・ファイル属性の変更・ファイルの分割及び結合・書庫の解凍・圧縮といった様々な機能を搭載しています。
極窓は、主に拡張子を偽装したファイルや、拡張子を間違えて入力しているために開けないファイルの本当の拡張子を知るために使われており、ユーザーに親しまれていました。
Windows10で「極窓」は使える?
Windows10のパソコンでも極窓を使いたいというユーザーは少なくありません。しかし、極窓の最新版である2008年5月17日のリリースから更新が止まっており、Windows Vistaにまでしか対応していません。10年以上前のフリーソフトであるため、Windows10ではインストールしても正常に起動しないケースも多いです。
極窓をお使いのWindows10パソコンで動作するか確認したい場合は、「Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイル」をインストールしてみましょう。Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイルのインストール後に、極窓をインストールして動作するかどうか確かめてみてください。
「極替」の代替で使えるソフトとその使い方
代替利用可能なソフト「WinExChange」
極窓はWindows10では起動しないことがほとんどなので、代替で使えるソフトを紹介します。代替ソフトとして使えるフリーソフトは「WinExChange」です。WinExChangeは極窓を開発したNTSOFTさんが開発したフリーソフトで、極窓と同様の拡張子判別・変換機能を備えています。極窓と違いファイルを一括で判別・変換することはできないため個別に操作することになるという点や、他のファイル管理機能を搭載していないため完全な代替利用ソフトとは言いづらいのですが、極窓で主に利用されていた機能である拡張子判別・変換機能はそのままであることと、Windows10でも動作するため実質の後継ソフトと言えるでしょう。
ダウンロード・インストール
それでは、WinExChangeのダウンロード・インストール方法を説明します。WinExChangeは各種フリーソフト配布サイトにて配布されていますが、今回はVectorからWinExChangeをダウンロードする方法を説明します。
WinExChangeはスタンドアロンプログラムなので、これですぐに動作させることができるようになります。