FreeMindとは?
FreeMindとは、誰でも無料で使えるマインドマップ作成ソフトです。
思考を整理する際に便利なマインドマップですが、テキストエディタやエクセルなどでマインドマップを作成しようと思うと非常に大変です。
一応テキストエディタやエクセルでもマインドマップを作成できますが、効率的とは言えませんし管理も難しいです。
そんなマインドマップを簡単に作成できるのがFreeMindなのです。
ツリー構造で情報を整理してまとめられるため、上手く使いこなせればかなり便利なソフトと言えるでしょう。
FreeMindの導入方法と日本語化について
それでは、FreeMindを導入していきましょう。
FreeMindは窓の杜からダウンロードできます。
クリックしてしばらく待つとインストーラーがダウンロードされます。ダウンロード完了後、インストーラを起動してください。
FreeMindはJavaで動作するため、Java未インストールの場合はJavaのインストールを求められます。
Javaインストール済みの場合は上記ウィンドウは表示されず、セットアップウィザードが開始されます。
別ドライブにインストールしたいなど、何か特別な理由がない限りはそのまま[Next]を押してください。
インストールと同時にデスクトップにショートカットを作成したくない場合は[Create a desktop icon]のチェックを外してから次に進むようにしてください。
それ以外の項目は変更しなくても大丈夫です。
[Finish]を押してセットアップウィザードを終了させましょう。
日本語化について
FreeMindは最新バージョンであれば初めから日本語化されています。
日本語で表示できないのはFreeMindのインストーラーのみであり、本体は日本語対応なので問題ありません。
FreeMindの使い方
ここからはFreeMindの使い方を解説していきます。
ノードの追加と削除
マインドマップを作成するためにはノートを追加していく必要があります。
Insertキーを押すことでノードを追加していけます。
作成済みのノードを削除したい場合は、Deleteキーを押すと削除できます。FreeMindは間違って消してしまうことを防ぐためにノード削除の確認が求められますが、毎回求められるのか面倒という場合は非表示にするようにしましょう。
ノードの追加はInsertキーとEnterキー、ノードの削除はDeleteキーと覚えておくといいでしょう。
ノードの編集
ノード名を変更したい場合は、削除して再追加せず、ダブルクリックして編集するようにしましょう。
ただしルートノードの場合で、テキストが既に設定されている場合はダブルクリックで編集することができません。
F2キーはノードを編集するショートカットキーであるため、ルートノード・子ノード問わずテキスト編集状態に移行できます。
ちなみに、ノード内で改行したい場合は、Alt+Enterキーを押してください。
HTML構文に対応しているので、ある程度のスタイルも適用できます。
ノードにマーカーを付ける
ノードの数が増えてくると、ノードの管理も大変になってきます。
重要度の振り分けなどを考える必要があると、判別できるようにしておきたいところです。
マーカーは複数付与可能なので、自分でわかりやすいようにカスタマイズするといいでしょう。
マインドマップを保存する
FreeMindで作成したマインドマップは自動保存ではないため、保存先を選んで保存する必要があります。
一度保存した後はCtrl+Sキーで上書き保存していけます。
画像としてエクスポート
FreeMindで作成したマインドマップは、基本的にFreeMindでしか開けません。
つまり、マインドマップを共有したいときがあっても、FreeMindを持っていない人は見ることができないということになります。
そういうときは、画像としてエクスポートして誰でも見れるようにするといいでしょう。FreeMindには画像としてエクスポートする機能が用意されているため、FreeMindを持っていない方にFreeMindで作成したマインドマップを共有できます。
基本的にPNG形式で出力することをおすすめします。JPEG形式はフォーマットの使用上、ノードの境目やテキスト部分が若干滲むほか、SVG形式は開き方がやや特殊ですので理由がない限りはおすすめできません。
一つ注意点として、エクスポートとFreeMindのマインドマップの保存は別扱いであるため、エクスポートしたマインドマップを後で編集したい場合は、マインドマップとしての保存を忘れないようにしましょう。
画像からマインドマップに戻す機能はないので気をつけてください。