FontForgeとは?
FontForgeとは、誰でも簡単にフォントファイルの作成・編集ができるフリーのフォント作成ソフトです。Windows・Mac両方に対応しています。
フォントファイルは画像データではなく、座標データの集合となっており、特別なエディターがないと作成することが出来ません。
そんなフォントを作成するのに使うのがFontForgeです。大文字小文字両方のA-Z、記号、日本語などの全角文字全てに対応している優秀なエディターで、その気になればオリジナルのフォントを開発することが可能です。
FontForgeを日本語化する方法
FontForgeを開くとメニューが英語になっていることがあります。
その症状が発生している場合、Windows10の言語設定もしくはシステムロケールの設定のどちらか、もしくは両方が英語になっている可能性が高いです。
最新のFontForgeはWindows・Macの設定に応じて自動的に言語が設定される関係で日本語化する必要がなくなっており、文字化けも発生しません。
Windows10を日本語設定で使っている方で、FontForgeのメニューが文字化けしている、英語になっている方はシステムロケールの設定が英語担っている可能性が高いので確認することをおすすめします。
FontForgeの使い方
FontForgeの使い方・フォントの作り方を見ていきましょう。
フォントファイルの作成
FontForgeでは、新規にオリジナルフォントファイルを作成することができます。
初めはフォント情報がなにもないのですべての文字が空白になっています。
ダブルクリックするとフォントエディターへと移行します。
今回は練習なのでマウスでなぞっただけのビックリマークですが、このようにデフォルトのフォントにはないようなユニークなフォントを作成することが可能です。
かなり多機能であるため、ショートカットキーなどを覚えて使いこなせるようになるまでにはかなり時間がかかります。
それでも無料のソフトでフォントを作成したいのであればFontForgeは必須とも言えるでしょう。
フォントファイルを開く
既存のフォントファイルを開くことが出来ます。
otfなどほかの形式も開けますが、読み込みエラーが発生することがあるので注意しましょう。
フォントを公開している Web サイトなどからWebフォントをダウンロードし、そのファイルをFontForgeで開いて編集することもできるのです。
フォントの作り方があまりわからない際に参考にしてみるのもいいでしょう。
FontForgeの評価
FontForgeはコンパクトなソフトウェアではありますが、非常に多機能かつフリーであることから、本格的にフォントを作成する人にとっては非常に重宝されるフォント作成ソフトとなっています。
独自の絵文字を作成することも可能であるため、オリジナルフォントを作っている方には結構評判がいい傾向にあります。
いろいろな機能を試して慣れていかないと使いこなすことが難しい程度には多機能ですので、初めのうちの何もわからない段階を乗り越えたらかなり便利なソフトウェアの一つにランクインすることになるでしょう。