SoftPerfect RAM Diskの特徴

SoftPerfect RAM Diskとは、メモリ上で高速で動作するRAMディスクを作成できるRAMディスク作成ソフトです。
メモリ(RAM)上で読み書きする速度はHDDやSSDとは比較にならないくらい早く、メモリ上でデータファイルを扱えるようにすることで高速で動作するようになります。
その代わりメモリは揮発性であり一瞬でも電源が切れるとデータが消えてしまうため扱いには十分注意が必要ですが、活用方法を理解すればブラウザキャッシュなどの一時ファイルの読み書きの高速化など、有効活用できるようになります
読み書き速度が遅いHDDを使っている方にはとても便利なソフトウェアでしょう。
SoftPerfect RAM Diskの導入方法
それではSoftPerfect RAM Diskを導入していきましょう。
SoftPerfect RAM DiskはSoftPerfect公式サイトからダウンロードできます。
SoftPerfect RAM Diskの最新版はフリーソフトではなく有料のシェアウェアですが、無料体験版のダウンロードが可能です。
![[無料体験版のダウンロード]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/063/199/original.png?1605600955)
ダウンロード完了後、インストーラーを起動します。




![[Install]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/063/204/original.png?1605600964)

インストール完了後は再起動が必要なのでセットアップウィザードを終了して再起動しましょう。
再起動後SoftPerfect RAM Diskを使えるようになります。
SoftPerfect RAM Diskの使い方
簡単にSoftPerfect RAM Diskの使い方を見ていきましょう。
RAMディスクの作成
![メニューの[+]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/063/206/original.png?1605600969)

Windows10で使うならファイルシステムはNTFSにしておくことをおすすめします。イメージファイル名は必須ではないため空白でも構いません。

見た目こそほかのHDD・SSDなどと同じですが、中身はRAMディスクであるため、作成したRAMディスク内にあるファイルは高速で読み書き可能です。
メモリの仕様上、RAMディスクにあるデータはシャットダウンすると削除されます。読み書き速度を早くしたいからといって大事なデータをRAMディスクに保存して、バックアップを取る前にシャットダウンしてしまうとエラーのもとになるので注意しましょう。
RAMディスクの初期状態となるイメージの作成
デフォルトではRAMディスク内にはフォルダやファイルが入っていない状態ですが、初めからtempフォルダの作成やファイルを置いておけるイメージファイルを作成することが可能です。
![[イメージ作成と仮想ディスク]をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/063/209/original.png?1605600975)

次に作成したイメージファイルをマウントして編集できるようにします。
![[イメージ作成と仮想ディスク]の[仮想ディスクのマウント]を選択→作成したイメージファイルを選択](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/063/211/original.png?1605600979)

ここに事前にtempフォルダなどを作成しておくと良いでしょう。

イメージファイルを指定した場合、シャットダウンしてもRAMディスクの内容が消えないようにすることが可能です。
RAMディスクの内容をシャットダウンした後も残しておきたい場合は[RAMディスクの内容をイメージの保存する]にチェックを入れて作成しておきましょう。
搭載メモリ以上の容量でRAM Diskは作成できない
注意点として作成できるRAM Diskの容量は搭載メモリ上の容量に作成することはできません。
では搭載メモリ容量ギリギリの容量でRAM Diskを作成できるのかと言うとそういうわけでもありません。

例えば上記画像だと最大1.2GBのRAM Diskしか作成できません。
また、メモリ上限ぎりぎりになるとパソコンのパフォーマンスが急激に低下し、これでもかというくらい重くなってしまうほか、最悪の場合ブルースクリーンを引き起こして強制終了してしまいます。
ですので作成するRAM Diskはあまり容量を大きくせず、必要な容量だけを割り当てて作成するようにしましょう。