MusicBeeとは?
MusicBee(ミュージックビー)とは、パソコンに保存してあるあらゆる音楽を管理することができる音楽管理ソフトです。
iTunesから音楽管理機能以外をすべて取っ払ったような作りになっており、アルバム単位で管理・プレイリストの作成など様々なことを行えます。
対応しているオーディオ形式は「MP3 ・AAC・M4A・MPC ・OGG・FLAC・ALAC・APE・Opus・TAK ・WavPack・WMA・WAV・MIDI・MOD・UMX・XM、CDDA」の18種類であり、事実上ほぼすべての音楽を再生することが可能です。
また、ハイレゾ音源にも対応しているため、購入したハイレゾ音源もそのままの音質で再生することができます。
MusicBeeのインストール方法
それでは早速、MusicBeeをインストールしていきましょう。
MusicBeeは公式サイトからダウンロードすることができます。
インストールしないポータブルバージョンなどがありますが、今回は64bit版インストールバージョンのMusicBeeで解説を進めていきます。
デスクトップにショートカットを作成したくない場合は[Create Desktop Shortcut]のチェックを外した上で[Finish]ボタンを押すようにしましょう。
デフォルトでは英語(English)になっていますので、[日本語]に切り替えて[Next]を押すようにしてください。
これでインストール完了です。
MusicBeeの使い方・設定方法
ここからはMusicBeeの使い方や各種設定を解説していきます。
音楽ファイルのスキャン(初回のみ)
デフォルトではCドライブに自動生成されるMusicフォルダとMusicライブラリがスキャン対象ですので、音楽ファイルを別のフォルダに保存している場合は[フォルダの選択]からスキャン対象のフォルダを追加しましょう。
スキャン設定をしたら[今すぐスキャン]をクリックします。
音楽ファイルのスキャン(初回以外)
初回起動の場合は自動的に音楽ファイルスキャンウィンドウが立ち上がりますが、2回目以降は自動的に立ち上がりません。
Insertキーを押すだけでもスキャンウィンドウを開けます。
これで未追加の音楽ファイルが見つかった場合はMusicBeeに追加されます。
音楽ファイルを整理する
MusicBeeに追加した音楽ファイル・フォルダ整理を自動的に行うこともできます。
「¥」がフォルダ名の区切りで、一番最後の項目がファイル名になります。
例えば「<アーティスト名>¥<タイトル>」とした場合は、各アーティストごとにフォルダ分けされ、設定されているタイトルがファイル名になります。
最後に[再編成]ボタンを押すことで、自動的に「宛先のフォルダ」にフォルダ分けしてくれますが、ファイルコピーではなく移動であり、元あった場所からはなくなるため、宛先のフォルダを間違えないようにしましょう。
音楽ファイルが数百以上に渡ると管理が大変になってきてしまいますので、音楽ファイルのフォルダ分けを毎回するのが面倒という方は自動整理機能を使うのがおすすめです。
音楽ファイルのアーティスト画像を変更を変更する
音楽ファイルにはアーティスト写真などのジャケットを設定できますが、このジャケットをMusicBeeから設定することも可能です。
「音楽トラックに画像をリンク」だと、画像ファイルを移動させたり、ほかのデバイスで再生するときに画像が表示されません。
最後に[保存]を押したらアーティスト画像を設定することができます。
スキンを変更する
MusicBeeはスキンのカスタマイズにも対応しており、初めから様々なスキンが用意されています。
変更するスキンを選択するとMusicBeeが自動的に再起動されます。
スマホから操作する
MusicBeeはMusicBee Remoteというアプリをスマートフォンにインストールすることで、スマホをリモコンとして使えるようになります。
ただし、パソコン側のMusicBeeにもリモート操作に対応させるためのプラグイン「MusicBee Remote Plugin」を導入する必要があります。
MusicBee Remote Pluginは下記サイトから入手可能です。
プラグインをダウンロードしたら起動します。
特別なにか設定しないといけない項目もありません。
これでパソコン側の準備ができました。次はスマホにMusicBee Remoteをインストールしましょう。
あとは再生ボタンを押したりするとパソコン側のMusicBeeを遠隔で操作することができます。